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公開日:2025年1月1日

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令和7年1月号 知事レポ No.27「空海に感謝!陝西省訪問」

空海に感謝!陝西省訪問

陝西省関係者と歓談11月中旬に中国の陝西省を訪問しました。香川県と陝西省は1994年に友好県省提携を結び、今年は30周年になることから、中国共産党陝西省委員会の趙書記をはじめ多くの方と面会し、これまでの交流に感謝するとともに、今後のさらなる交流拡大を確認しました。

香川県と陝西省の交流は、弘法大師空海が遣唐使として長安(今の陝西省西安市)の青龍寺で仏教を学んだところから始まります。今回も青龍寺を訪問しましたが、今でも空海は青龍寺の8人の高僧の1人として敬われていることが分かりました。青龍寺には空海にまつわる書物などがたくさん収蔵されています。
香川県と陝西省の麺打ちの競演
そして、さぬきうどんは空海が長安で学んだ麺づくりが起源とも言われています。現地は内陸で少雨のため米があまりできず、昔から麦をたくさん作っています。これが麺文化につながり、今でも陝西省の人はたくさんの種類の麺を毎日ぐらい食べていて、代表的な麺は「ビャンビャン麺」です。これは1センチメートル強の幅の平打ち麺を、細かく刻んだ肉や野菜をラー油に混ぜたソースと和えて食べるものです。

香川県には「うどん県」というフレーズがありますが、最近、西安では「西安にようこそ」を「ビャンビャン麺にようこそ」と言い換えることが流行しているそうです。

今回の訪問中に、香川県の「さぬきうどん研究会」の香川さんと陝西省の麺職人さんが並んで麺打ちの競演をして盛り上がりました。

さぬきうどんが現在の地位を得たことについて、陝西省の人や地に感謝の心を伝えるため、青龍寺内の空海記念碑前でさぬきうどんと小豆島手延べそうめんを奉納しました。

空海の偉大さを改めて感じる陝西省への訪問となりました。

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