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10月下旬、サンメッセ香川において、かがわ情報化推進協議会が主催する「かがわDXフェア2025」が開催され、42の企業や教育機関がDXを活用した生産性向上や社会課題の解決に向けた商品や試作品を展示しました。
「DX」という言葉が出てきて10年近くになりますが、3年前に「ChatGPT」をはじめとする生成AIが注目され新しい局面を迎え、ロボットの実用化や資料整理など生活や仕事のいろいろな場面で急速に導入が進んでいます。
今回のフェアで印象に残った展示をいくつか紹介します。

一つ目は、薬局に行くことなく、スマホで薬局とやり取りをすることで薬を宅配で受け取るシステムです。これは病院でもらった処方箋をスマホで写真に撮り、その写真を薬局に送り、薬局の薬剤師さんとスマホでビデオ通話して説明を受け、スマホでクレジット決済するものです。二つ目は、家庭テレビで簡単にスマホと連動してテレビ電話ができるシステムです。遠く離れた家族と顔を見ながら電話したいと思っていても、その接続などが難しく実際にはできない方も多いのではないでしょうか?これが誰でも簡単にできるシステムの展示がありました。三つ目は、観光客がホテルなどの旅行商品を購入する際に、空港からのバス、バスを降りての船、船を降りてまたバスに、といった乗り換え移動について一括してチケットをスマホ内で購入できるシステムです。
DXは人が幸せになるものでないといけません。DXで人が苦労するのでは本末転倒です。人を主役にした「香川型」DXを皆さんで進めましょう!
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