ここから本文です。
11月23日午前10時40分、ソウルからエアソウル743便が高松空港に着陸しました。実に2年9カ月ぶりの定期便復活の瞬間でした。機内からはたくさんの観光目的と思われる韓国からのお客さまがターミナルビルに入ってきました。
この便を第一便とし、これから週3便(水、金、日)高松とソウルを往復します。また台北と高松を結ぶチャイナエアラインの定期便も1月19日から週4便(水、木、土、日)で復活する予定です。
ようやく香川県にインバウンドの方々が戻ってきます。
エアソウルによると、ソウルから香川に来られる方はリピーターが多いとのことです。そして香川の魅力としては瀬戸内海をはじめとした豊かな自然、きれいな街、および交通の利便性が挙げられていました。
インバウンドの経済効果は極めて大きいものがあります。効果は旅館、ホテル、飲食店の増収にとどまるものではありません。
私は2016年から2018年に大阪市で勤務をしておりました。その時期の大阪のインバウンドの増加はすさまじく、道頓堀では日本人を見つけることが難しい状況でした。そして大阪にもたらしたものは30年塩漬けになっていた鉄道新線計画の再開、ホテル立地増をきっかけとしたビル需要の急増や、地価上昇といった経済の根幹的なものへの波及でした。
香川県は今、世界中から「瀬戸内海」をシンボルとして注目が集まってきています。この流れを生かしてコロナ禍前を上回るインバウンドの方々の来訪を目指したいものです。これが香川県の活力を必ず上昇させるでしょう。
このページに関するお問い合わせ