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公開日:2020年12月10日

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循環器内科(内科)

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内科

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循環器内科


冠動脈造影


心臓CT

心臓CT

心臓カテーテル検査

診療内容

 現在、循環器内科・不整脈科では、医師7名体制で診療を行っております。
 主な検査としては、心エコー検査、ホルター心電図、冠動脈CT検査、脈波測定、頚動脈エコー検査、運動負荷検査等の検査を行っています。
 また、専門治療として、経皮的冠動脈形成術、心臓カテーテルアブレーション術、ペースメーカー植え込み術などを行っています。

 ※循環器内科・不整脈科についてのお問合せは、こちらにメールでお問い合わせください。(担当:西角彰良循環器科部長)

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主な検査と治療方法

心電図検査

 循環器科での検査の基本となる検査で、手と足、胸に電極をつけて心臓の電気活動を記録します。
 脈の速さ(徐脈、頻脈)の診断や、心臓の電気の流れ方の異常(房室ブロック、脚ブロック、WPW症候群、心房細動、心房粗動、心室頻拍など)、狭心症や心筋梗塞の診断に役立ちます。

心エコー検査

 心エコー検査は、心臓の構造、大きさ、壁の厚さ、弁の性状、心臓の駆出力などを画像上から観察・計測するものです。
 また、ドップラー法によって、弁膜症の逆流の範囲、逆流量の推定、心臓内の圧力の測定を解析することができ、これらは、心疾患の診断や重症度の決定、時には治療方針の決定に役立ちます。
 検査時間は約20分程度で、その場で簡単に結果を説明してもらえますが、詳しい結果の説明につきましては、外来担当の医師にお聞きください。

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経食道心エコー検査

 エコープローベという胃カメラのような検査機器を口から入れ、食道から(心臓の裏側から)エコーをあてる検査で、心臓の中に血栓がないかどうか、弁膜症が悪くないかどうかなどを調べます。
 検査をされる方は、当日は絶飲絶食で病院へお来しいただく必要があります。
検査前に喉の麻酔をしてから検査を始めますが、咽頭反射が強い方にはお薬を使う場合もあります。
 検査は約10分程度で終わりますが、検査後は喉の麻酔がまだ効いているため検査後2時間くらいは食事をお控えいただき、喉の麻酔(重たい感じ)がとれた後に飲水から始めてください。

↑経食道心エコーで見つかった心臓内血栓

運動負荷心電図検査

 ルームランナーで走っていただき、心臓に負荷をかけた状態にして心電図記録を行い、運動時の心電図変化や不整脈の有無を調べる検査です。狭心症や不整脈の診断に役立ちます。

ホルター心電図検査

 心電図を24時間記録することにより、夜間や仕事中に起きる心電図変化や不整脈を調べる検査です。検査日には入浴できませんが、安静にする必要はありませんので、通常の生活を過ごしながら検査を受けていただけます。
 検査結果がでるまでに1週間程度の時間が必要ですので、結果は後日外来診察室にて担当医師からご説明させていただきます。

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頸動脈エコー検査

 頚動脈のエコーを見ることによって動脈硬化の診断を行う検査です。
 動脈硬化が重症の場合には、頚動脈に狭窄(血液が流れる部分が細くなっていたりして、血流が悪くなっている箇所)が見つかる場合もあります。

脈波測定検査

 手と足の血圧を測定することによって「動脈の硬さ」や「血液の流れるスピード」を測定する検査です。
 この検査により測定された方の動脈硬化の程度(血管年齢)が診断できます。
 また、足の血管のつまり具合等も診断が可能です。

←脈波測定器

冠動脈造影検査

 手や足の動脈から、カテーテルという細長いストロー状の管を心臓まで入れ、心臓を養う血管(冠動脈)に造影剤を注入して冠動脈に狭いところがないかどうかを調べる検査です。
 検査の結果により、血管を広げる治療が必要かどうかを診断します。
なお、造影剤を使用しますので、アレルギー体質の方は事前に担当医にお知らせください。


↑左冠動脈の狭窄事例


↑治療後

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冠動脈のカテーテル治療について


治療前


治療後

 カテーテルとは医療用に使用するチューブのことで、冠状動脈の狭窄の有無を調べる検査で使用します。
 (手首や肘)、もしくは足の付け根の血管(動脈)に皮膚を通して心臓までカテーテルを挿入し、カテーテルの先端から造影剤を冠状動脈に流し込みます。
 これにより、血管が狭くなっている部位(狭窄部位)、詰まっている部位(閉塞部位)の有無を知ることができ、狭窄の場所や程度によって治療方針を決定します。
 当院循環器内科では、治療用のカテーテルを使い、狭くなった血管を拡げる治療をおこなっています。
 この治療法は、俗に「風船治療」とも言われ、風船のついたカテーテルを使用して、血管の狭窄部位を拡張するものです。
 この治療により、狭くなっていたり、もしくは詰まっている血管でも元通りスムーズに血液が流れるようにすることができます。
 ただ、風船治療だけでは血管が再び狭くなってくる「再狭窄」がおこる可能性あるため、その再狭窄を減らす手段として、金属ステントと呼ばれる金属製の網状の短い筒を血管内で拡げ留置する「冠動脈ステント留置術」を行っています。
 近年では、「薬剤溶出性ステント」というステントの発売に伴い、さらに再狭窄は減少しつつあります。
これはステントを血管内に留置したあとに、再狭窄を防ぐための薬が徐々に溶け出す工夫がしてあり、従来のステントに比べても飛躍的に再狭窄が減っています。
 当院でも、狭心症の患者様にはこの薬剤溶出性ステントを使用をした治療を行っております。

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冠動脈CT検査

 当院では、平成18年10月より最新式の64列マルチスライスCT装置を導入し、冠動脈CT検査にも活用しております。いただく必要があります。
 この検査では造影剤を腕の静脈から入れ、心臓(冠動脈)の様子を詳しく調べます。
 検査時間は約15分程度ですが、鮮明な画像を撮影するために撮影前に冠動脈を広げる薬や脈を少し遅くする薬を使用する場合もあります。
 造影剤が注入された方は体全体に灼熱感を感じますが、特には心配ございませんので御安心ください。
 検査後はお食事も含め普段どおりの生活で結構ですが、造影剤は全て尿と一緒に排泄されるので水分は普段より多めに取って下さい。
 稀にではありますが、検査の数時間後にじんま疹が出る場合もありますので、何か普段と違う症状がございましたら病院までご連絡をお願いいたします。
 画像の解析方法が検査の目的により異なりますので、検査の結果は次回の外来受診日に担当医師からご説明させていただきます。

 

冠動脈CT検査の詳細

冠動脈CT検査器具 

 心臓に栄養を供給している血管を冠動脈(かんどうみゃく)といいます。
 この血管が動脈硬化によって狭くなる病気を狭心症(きょうしんしょう)といい、つまってしまう病気を心筋梗塞(しんきんこうそく)といいます。
 狭心症や心筋梗塞の検査には心電図検査やエコー検査などがありますが、確定診断をつけるためには冠動脈の造影検査が必要でした。
 白鳥病院では、平成18年10月より最新の64列マルチスライスCT装置を導入し、CT検査で冠動脈を造影することができるようになりました。
 この冠動脈CT検査は、造影剤を腕の静脈から入れて冠動脈を造影するだけの簡単な方法で、検査時間も約15分程度で す。
 綺麗な画像を撮影するために、撮影前に冠動脈を広げる薬や脈を少し遅くする薬を使用します。
 造影剤が注入されると体全体に灼熱感を感じますが、心配ありませんのでご安心ください。
 なお、検査後はお食事も生活も普段どおりで構いませんが、造影剤は全て尿と一緒に排泄されるので水分は普段より多めに取っていただくようにお願いします。
 稀にではありますが、検査の数時間後にじんま疹が出る場合がありますので、何か普段と違う症状がありましたら病院へご連絡ください。
 検査の結果は、次回の受診日に説明をさせて頂きます。
 検査内容についてご質問がございましたら、担当医師にお尋ねください。

血管CT検査

 歩いているうちにだんだん足が重くなり、そのうちに歩くことが困難になるような症状はありませんか?。
 そんな症状がある方にお勧めの検査です。
 脈派検査で足の血流不良が認められた場合、当院では冠動脈CT検査と同様の方法で血管CT検査を行っています。
 足の血管に狭窄があったり、詰まっている病気を閉塞性動脈硬化といいますが、診断の結果、カテーテル治療やバイパス手術によって治療可能な場合もありますので、一度受けられてみてはいかがでしょうか?

 

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