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外科


診療内容

香川県の市町村で高齢化率第2位の東かがわ市に拠点を置く白鳥病院では、患者様にとって侵襲が少ない腹腔鏡・腹腔鏡下(鏡視下)手術も積極的に取り入れ医療を提供しております。緊急手術においても、可能な限り鏡視下手術で治療を行うように努力しております。

また良性疾患である胆嚢結石症等には、さらに低侵襲である単孔式手術を取り入れており、昨年度の腹腔鏡下胆嚢摘出術50例中30例に単孔式手術を行っており、患者様からも高評価をいただいております。

また、肛門手術の代表である痔核手術においては、無痛治療で日帰り手術の四段階注射療法(ALTA療法)を行っております。
便失禁に対しては、香川県で唯一の仙骨神経刺激療法認定施設となっており現在21症例の患者様に導入しております。
本年から便失禁に対して仙骨神経刺激療法より効果は劣りますが、手術不要の両側脛骨神経刺激療法を導入し治療を開始しております。
脊髄損傷患者様の便秘・便失禁等の排便障害に対して、経肛門的洗腸療法が保険収載され、現在香川県では唯一の認定施設となっております。
今後ともスタッフ一同、患者様が安心して当科で治療を受けていただき、香川県の地域医療に貢献できるよう努力していこうと思っております。

消化器外科血管外科乳腺甲状腺外科呼吸器外科脳神経外科

平成29年度白鳥病院手術症例平成30年度白鳥病院手術症例

全手術症例 
295例
 
消化器・一般外科
255例
 
277例
 
消化器・一般外科
245例
呼吸器外科
17例
  呼吸器外科
22例
乳腺・内分泌外科
11例
  乳腺・内分泌外科
2例
心臓血管外科  12例   心臓血管外科 8例
全身麻酔
216例
   
213例
 
脊椎麻酔
58例
 
35例
局所麻酔
11例
 
14例
無麻酔(ALTA療法)
10例
 
20例
呼吸器  17例【肺癌9例】  鏡視下手術  16例    22例【肺癌12例】 鏡視下手術 21例
食道関連手術
3例【食道癌1例】
腹腔鏡(胸腔鏡併用含む)手術  3例  
3例
腹腔鏡(胸腔鏡併用含む)手術
2例
胃関連手術
26例【胃癌25例】
腹腔鏡手術
25例
 
20例【胃癌16例】
腹腔鏡手術
19例
小腸関連手術 9例 腹腔鏡手術 9例  
13例
腹腔鏡手術
11例
虫垂  11例 腹腔鏡手術  11例  
13例
腹腔鏡手術
13例
大腸関連手術
50例【大腸癌30例】
腹腔鏡手術
42例
 
54例【大腸癌35例】
腹腔鏡手術
52例
肝臓 2例 腹腔鏡手術   0例  
3例
腹腔鏡手術
3例
胆嚢
58例
腹腔鏡手術
57例
 
50例
腹腔鏡手術
50例
鼠径ヘルニア
37例
鏡視下手術
26例
 
45例
鏡視下手術
39例
肛門
46例
     
45例
   
その他
13例
     
32例
   
腹腔鏡手術+鏡視下手術  総計
189例
 
腹腔鏡手術+鏡視下手術  総計
210例

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消化器外科


手術の様子胃・小腸・大腸などの消化管並びに、肝臓・脾臓・膵臓といった実質臓器を含めた腹腔内蔵器に対して手術を行っています。がんなどの悪性疾患から胆石症、ヘルニア、虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔による腹膜炎などの良性疾患に対しても手術を行っております。ただし、虫垂炎や腸閉塞、胃・十二指腸潰瘍による消化管穿孔等は、医療の進歩に伴い薬物治療や非手術治療などにより完治する症例も増加しており、体に対して負担の少ない優しい治療を病状によって提供できるように心がけています。

早期胃がん・早期大腸がんに対しては、胃・大腸カメラによる内視鏡治療が当院でも可能であり、消化器内科と連携して治療を行っています。内視鏡治療が困難な症例には、腹腔鏡下手術を含めがん治療ガイドラインに基づき、全国と比較しても遜色のない標準治療を提供できるようにしています。また手術不能な進行・再発がんに対しては、抗癌剤による化学療法や緩和治療も積極的に行っております。



<腹腔鏡下手術>


<開腹手術>


<単孔式手術>

最近では、腹腔鏡下手術で使用するカメラや鉗子が細くなり、直径12mmあったものが5mm以下となるに伴い、腹壁の傷がなお一層目立たなくなっております。当院でも5mmのカメラ、5mmと2.3mm.の鉗子を組み合わせて手術を行っています。 腹腔内からがんや胆嚢などを取り出す2~4㎝の切開創のみで行う単孔式手術も開発され、さらに体に優しい手術も積極的に実施しております。

当院では高齢者の患者様を治療することが多いため、可能な症例にはできる限り術後の痛みが少ない腹腔鏡下手術を実施しております。また、夜間や休日の緊急手術でも積極的な腹腔鏡下手術を取り入れておりますので、お気軽に医師にご相談ください。


※ 腹腔鏡下(鏡視下)手術ついて
  • 1992年頃から胆石症に対して行われるようになった腹腔鏡下手術は、現在全国的に普及し消化器外科領域では、胃、小・大腸、虫垂、ヘルニア、脾臓、肝臓、膵臓にも行われるようになりました。 腹腔鏡と呼ばれるカメラと、手の代わりをする鉗子を数か所の穴から腹腔内に挿入して手術を行います。切開創は0.5~1.2㎝で、がんなどを腹腔内から摘出する場合は1か所、2~4㎝に切開創を拡げます。普及した理由としては、15~20㎝の切開創で行う開腹手術と比較して、皮膚の切開創が極端に小さいため、術後の創部痛が少なく術後早期の回復が早いので、体には非常に優しい治療であり、開腹手術と遜色ない治療ができるためです。また術後腸閉塞の発症も少ないことが分かっています。
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血管外科


血管外科手術では、血管へのバイパス手術を行っています。一方で、下肢静脈瘤手術も行っております。下肢静脈瘤は最近では手術をせずに治療することも可能となりました。当科にてお気軽にご相談ください。

血管には動脈と静脈がありますが、主な疾患として下記のようなものがあります。


動脈の病気

閉塞性動脈硬化症 血管が動脈硬化などにより、細くなったり、詰まる病気ですが、慢性的なものをこのように呼びます。 治療法
  • 薬物療法
  • 風船やステントによる拡張療法
  • 手術療法
腹部大動脈瘤 腹部の動脈が部分的に瘤状になったもの
急性動脈閉鎖 血液の塊などにより、血管が急に詰まる病気です。
※ただちに治療を行わなければ、壊死といって組織が腐り、下腿・大腿切断を 行わざるをえないことがあります。早期に治療を行えば、血栓除去という方法で、局所麻酔で2、3mの皮膚切開で簡単に治療が行えます。

静脈の病気

下肢静脈瘤 下肢の表面の静脈が瘤状に膨れます。そのまま放っておいてもどうもありませんが、症状がむと下肢倦怠感(脚がだるい)、足がよくつる、美容の問題がおこることがあります。
治療法 ・・・結紮療法・硬化療法を行います。
深部静脈血栓症 脚の太い静脈が血管の塊でつまる病気で、片方の脚が急に腫れたり、痛みが出現します。
治療法 ・・・血栓溶解療法(点滴で血液の塊を溶かす治療)を行います。 時間が経てば効果が少なくなります。 
深部静脈弁機能不全 静脈の弁のしまりが悪くなり、両下肢が慢性的に腫れてきます。 
治療法 ・・・コンプリハフト(弾力性があり、粘着力のある包帯)や弾性ストッキング(下肢をギュット締める医療用のストッキング)で治療します。

その他、慢性的なものでも、症状や病状に応じて診断・治療が必要ですので、気になる症状等がございましたら、お早めに診察を受けられることをお勧めいたします。

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乳腺甲状腺外科


乳がんは女性のがんの罹患率の第1位で年々増加傾向にあり、近年のライフスタイルの変化などから、さらに増加することが予想されております。乳房にしこりや痛みなど、何らかの異常に気づいたときには専門的な検査が必要です。

当科では、マンモグラフィを導入しています。視触診だけでなく、乳腺エコー等の検査も随時実施しております。乳がんは早期発見が重要です。早期の発見、診断により、適切な治療を受ければ治る確率が高くなります。

また甲状腺の病気は女性、特に20才~40才代の女性に多い疾患です。その理由ははっきりしていませんが、バセドウ病(自己免疫疾患のひとつで甲状腺ホルモンが無秩序に過剰分泌される病気)や橋本病(甲状腺の慢性炎症です。慢性炎症によって、甲状腺が腫大あるいは萎縮し、甲状腺ホルモンが不足する病気)は自己免疫疾患のひとつです。甲状腺の病気は、きちんとした治療を受ければ、健康な時と同じ状態で生活することが可能です。

当科にて適切な検査と治療をおすすめします。


マンモグラフィー(X線乳腺撮影)

マンモグラフィ検査は、早期の乳がんを発見するのに欠かせない検査です。

マンモグラフィ検査とは乳房の中を写すX線撮影のことです。

触診では発見できない小さな病変を見つけることができます。(しこりとして触れる事の出来ない早期乳がんのサインを鮮明に写し出せます。)


超音波検査

超音波(エコー)検査とは、マンモグラフィと並ぶ代表的な画像診断のことをいいます。人間の耳には聞こえない音(超音波)を体内に送信し、臓器に当たり反射する音を画像として表示します。

超音波検査では、手に触れないようなしこりを見つけ出すことができます。


穿刺吸引細胞診

視・触診、マンモグラフィ、超音波検査でがんが疑われたり、がんとの区別が必要な場合には、しこりに細い注射針を刺して細胞を吸引して調べる穿刺吸引細胞診を行います。直接あるいは超音波をみながら穿刺を行います。

痛みは伴いますが数秒でおわります。多くの場合はこの検査によって診断を得ることができます。


※手術が適用の患者様には甲状腺や乳房にできた癌(原発巣)を切除するために手術を行っています。

※その他、病気や手術などの治療法に関しては、お気軽にご質問下さい。


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呼吸器外科


 気管・気管支・肺・縦隔・胸膜・横隔膜疾患などの手術を行っています。現在では、これらの大部分の手術を胸壁の破壊が少ない、傷の小さな、体にやさしい低侵襲手術とされる胸腔鏡下手術、特にモニタ視のみで行ういわゆる完全鏡視下手術で行っています。近年画像処理ワークステーションを用いた3次元画像が容易に構築できるようになり、術前に血管、気管支の走行や破格の有無(図1)、腫瘍との位置関係(図2)など容易に把握でき、呼吸器外科手術は鏡視下の拡大視野のもと、より安全に確実に実施されるようになりました。
 また、肺癌の標準手術はエビデンス上肺葉切除以上の切除が必要とされていますが、病気や年齢、全身状態、合併症の有無、術後のQOLなどを考慮し、切除量を縮小した低侵襲手術である区域切除や広範囲楔状切除を適応する症例も増加し積極的に取り入れています。
 患者さんにとって最良となる治療はなにか常に考え手術適応を決定し、手術の質を低下させない低侵襲手術を実施し、安全で安心できる医療を提供できるよう様々な職種の専門チームと連携したチーム医療を提供できるよう努力していきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。



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脳神経外科


毎週水曜日の午後に香川県立中央病院の医師による診察があります。


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