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1.夜型観光の推進について
知事:
【令和7年11月県議会定例会の招集について】
いつも大変お世話になります。今日もどうぞよろしくお願いいたします。私から1件、ご報告をさせていただきます。令和7年11月県議会定例会でございますけれども、11月19日(水曜日)の午前10時に招集する予定でございます。なお、当初提案する議案につきましては現在調整中でありまして、最終的な詰めを行っているところでございます。私からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
【1.夜型観光の推進について】
幹事社:夜型観光の推進についてお伺いいたします。先月29日から31日、夜型観光推進を目的としたプロジェクションマッピング事業が行われました。事業の手応えについて知事の所感をお伺いいたします。また、今回の事業を通して、どの程度、夜型観光が定着したように感じていらっしゃるか、お考えを伺います。
知事:ありがとうございます。今回のプロジェクションマッピングの事業についてのご質問がございました。今回のプロジェクションマッピングにつきましては、10月の29日、30日、31日の3日間行いましたが、計5万2000人の方に来ていただきました。たくさんの方々に、このハロウィンの夜を楽しんでいただけたのではないかと考えております。この5万2000人という数ですが、3月にも行いましたけれども、その時は3日間で来場者3万3000人でございましたので、1万9000人増加をいたしました。サンポート高松地区のにぎわいに繋がる、そして、地域経済全体の活性化にも資する、このコンテンツであることについて改めて感じたところでございます。そして夜型観光の定着のご質問がございましたけれども、今回2回目ということでありますが、このプロジェクションマッピングの事業にかかわらず、季節ごとに、テーマやイベントに合わせたいろいろな事業、こういったものを継続的に実施すること、そして、周辺の施設との連携も図っていくことで、夜型観光が定着するものであると思います。今後とも、夜型観光の定着に向けて、引き続きの取組みが必要ではないかと感じております。よろしくお願いいたします。
記者:「3月は3万3000人」と知事はおっしゃいましたけれども、今回5万2000人ということで、この伸びというのは、どういったところに要因があるとお考えでしょうか。
知事:1つは3月にも見て、あるいは、その時の感想を聞いた方々、こういったことで、さらに、見ようという方が広がったこと。それと、今回少し早めに広報をしたこと。それともう1つは瀬戸内国際芸術祭も開催されているということ。このあたりが、この伸びの要因ではないかなと考えております。
記者:もう1点お聞かせください。夜型観光のお話も出ましたけれども、来月はクリスマスマーケットを控えていると思います。現時点で何か以前発表いただいたことより、決まっていること、進んでいることがあったら教えてください。
知事:クリスマスマーケットについては、まだ今の時点で、これまで発表したこと以上のものはございませんので、お知らせをまたお待ちいただければと思います。
記者:夜型観光の続きなんですけども、先ほどの質問で、「夜型観光は周辺施設などとも連携して定着するものと考える」とおっしゃったということは、まだ定着には至ってないというか、まだまだこれからというようなご認識でいいですか。
知事:やはりまだまだですね。夜の観光、夜の楽しみ、これは観光客もそうですし、県内にお住まいの方、また、特に若い方からも、夜の楽しみというのはニーズがあるわけですけれども、まだまだ取り組んでいかなければいけない部分が多いのかなと感じております。
記者:ありがとうございます。予算で言いますと、確かこのハロウィンとバレンタインと合わせて1億何千万かというような規模であったかと思うんですけども、そのあたりの金額の規模感は今回やられているものに見合っているとお感じですか。
知事:3月の規模と同様の規模感、費用的にはかかっているわけであります。3月の際も、この3万3000人という来場者の中で、これまでいろいろなところで行われている経済効果等から見れば、十分にそのかけた費用に見合う効果はあったのではないかと感じたわけですけれども、そういうことから見ると、今回そのさらに上回る5万2000人という方が訪れたことから、かかった費用を上回る効果が引き続き、今回もあったのではないかと感じておりますが、経済効果については、今一度、算定をして、また、お知らせをしていきたいと考えております。
記者:今、マッピングの話で、継続的にという発言ありましたが、現時点で来年度以降のお考えはいかがなんでしょうか。
知事:まだはっきりしていませんけれども、一応候補にあるのは、バレンタインというような時期の開催が1つの候補としてありまして、これはこれから検討して、最終決定していきたいと思います。それ以降については全くの未定です。
記者:引き続きプロジェクションマッピングの件なんですけれど、3月の時点では確か来場者に向けてアンケートを実施したということがあったと思うんですが、今回も同じように来場者に対して、満足感とか、見に来た経緯とかそういったことを聞くアンケートは実施されたんでしょうか。
知事:今回も行いました。
記者:どういった項目でやられたか、今わかっているものがあったら教えてほしいです。
知事:前回と同様でございますけれども、今回のプロジェクションマッピング事業がサンポートへの外出の動機になったのかとか、結果的に来場して、どのぐらいの消費をされたのかとか、飲食とか、そういったものについて、今回もお聞きをいたしました。
記者:今後のニーズとか、足りないものとか、そういったものを含めての質問だったということですよね。
知事:今回も、そういった課題といいますか、こういったものが、今後は必要なのではないかというようなこともあわせて聞いております。
記者:実際に集まったサンプル数というのが今わかっていたら。あと今後、その集約したものから得られた結果とか、そういったものの集約結果を発表するご予定というのはいつぐらいになりますか。
知事:まだサンプル数は、今、手元にもありませんし、実施直後ですので、お待ちいただければと思います。それから発表も、まだ未定ですけれども、できるだけ早くお知らせしたいと思います。
記者:夜型観光の続きなんですけれども、中心市街地の活性化に向けては、まだまだサンポート地区の盛り上がりを、そこからさらに広げていくことというのがやっぱり必要になってくると思います。今回見ていると広場で仮装パーティーとか、動線の方がある程度作られていたのかなと思うのですが、この動線を、どのようにこの中心市街地に広げて、夜型観光で市街地中心部のにぎわいづくりの創出をしていきたいとお考えですか。
知事: この中心市街地、特に丸亀町商店街などへの流れですね、これはもう本当に前からの課題であります。今、高松市とも一緒に進めておりますけれども、やはりこの間が近いんだけれどもちょっと心理的な距離もあるということで、このルートも、ここが連絡になっているよということを、ややちょっと不明確になっているところもあるので、ここを通ってということがだんだんはっきりしてくるように、それは実際のお知らせ的なこともありますけれども、そこを通るところの空間づくりも重要なので、そういう代表的な、いわゆる標準的な、あるいはお勧め的なルートについての空間づくりをしていこうということ。それから、今年下半期になりますけれども、今年度、直通バスの実験もしようとしております。そういうことで、これに乗ったらすぐ丸亀町商店街に連れていってくれるというような、そういう新しい交通手段のこともあろうかと思います。それから先日、高松市長との懇談でもありましたけれども、この中央通りを介してのルートということもあるわけですが、そこがやや歩くには暗い、真っ暗ではもちろんありませんけれども、やや明るさが乏しいという指摘もありますので、そこを、いろいろなライトアップとか、照明の工夫などで、夜、明るくすることで、よりこのルートでいけるなということがわかるようになる。この3つが、今、取り組んでいることでございます。
記者:こういったものはバレンタインのときまでには整うようなことでよろしいでしょうか。
知事:特にバスはまずは実験的にということで、その時期に合わせてできるかどうか、今の時点ではわからないところがございまして、申し訳ありません。それから、いわゆる空間づくり、ライトアップもその1つかと思いますけれども、それについては、少し小規模ですけど、インフラもありますので、ちょっと数箇月ということでは難しいのかなと思います。できるだけ早く進めたいと思います。
以上
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