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・前月の交通死亡事故について
1.ブラジル訪問について
2.宿泊税の導入について
3.政府備蓄米の流通について
4.入島税の導入について
知事:
【前月の交通死亡事故について】
知事:いつも大変お世話になっております。今日もどうぞよろしくお願いいたします。まず私から、前月5月の交通死亡事故について、ご説明させていただきます。お手元に資料がございます。5月は、残念ながら、死亡事故が1件発生しまして、1人の方がお亡くなりになりました。この事故は、5月7日の水曜日、午前7時43分頃、番町の高松市道におきまして、軽四乗用車と自転車が衝突して、自転車の運転者の方が亡くなったというものでございます。この事故を踏まえまして、今日は自転車、特に幼児を送迎するような場合の事故防止のポイントについて、何点かお話をしたいと思います。まず、自転車に乗る場合は、いずれにしても、ヘルメットの着用、このことを以前よりお願いしておりますけれども、今回のこともありますが、ぜひ、ヘルメットの着用を、この機に徹底してほしいと思います。そして、幼児用の座席に、お子様を乗せる場合に、そのお子様にもヘルメットの着用、そして、幼児用の座席にシートベルトがありますので、それを着用。これが、命を守る大事なポイントになりますので、ぜひお願いしたいと思います。それから、今回の事故も、交差点でありますけれども、交差点は、いずれにしても危ないのですが、特に自転車と車ですね、自転車が、スピードが出た中で進入してきた場合に、車の視認が遅れて、事故になるケースがあります。特に左折の巻き込みなども、頻繁に事故が起こっております。交差点の進入の際に、車ももちろんですけれども、自転車の方にも、ぜひ細心の注意で、進入をしていただくようにお願いしたいと思います。この他にも注意点がございますが、説明は省略させていただきます。このマンスリーレポートを、またホームページにもアップいたします。悲惨な死亡事故をゼロにしたいと思ってやっております。ぜひ皆様方にも、また、広報・PRのご協力をお願いしたいと思います。私からは以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
幹事社:
【1.ブラジル訪問について】
【2.宿泊税の導入について】
幹事社からは2点質問をさせていただきます。1点目は、今月発表されたブラジル訪問についてです。今年8月から9月にかけて、副知事らの訪問が発表されましたが、訪問の費用や、人数などの規模について、現状固まっているものがあれば伺いたいと思います。2点目が宿泊税の導入についてです。観光地のある自治体などが導入しております宿泊税ですが、県内では、小豆島の2町に加えまして、今月、琴平町が検討したいとする見解を示しました。県として導入の予定ですとか、検討予定はあるのか伺わせてください。また、導入を検討されています自治体の支援など、今後の県としての方針があれば伺わせていただきたいです。以上2点、よろしくお願いします。
知事:
ありがとうございます。まず、2つございましたが、ブラジル訪問についてでございます。先月19日のこの会見でも発表したとおり、ブラジル香川県人会から、創立70周年の記念式典について、また、ブラジルの北部の北伯、べレンの香川県人会から、創立50周年の記念式典について、私と議長宛にご案内がございました。現在、この各県人会の式典へ出席する予定としておりまして、8月27日から9月4日までの8泊9日の日程を、今、考えております。費用につきましては、県の方は、副知事と、随行の職員が2人、計3名の訪問を予定しております。費用の額ですけれども、5月の時点の見積りで、総額約260万円となっております。現時点では、エアライン・飛行機の便、それから宿泊先も確定しておりませんので、最終的には、今申し上げた金額は、変動があるものと考えております。県議会が一緒に行くことについては、県議会の方で、どのような訪問になるかご判断されるものと考えております。そして、経済団体に対しまして、今回の訪問について、この機会に参加しないかという声掛けをしているところでございますけれども、こちらについても、まだ、はっきり固まったものはございません。以上でございます。それから、宿泊税でございますけれども、他の都道府県においても、宿泊税の導入が進んでいるところもございます。観光客が非常に多くなってきており、これを、経済の活性化などに活かしていくことが重要であります。そのためには、観光客の受け入れに際して、いろいろな、ハード・ソフト両面の取り組みが必要になってきており、これに係る財政の費用も多くなってきております。このような中で、この宿泊税が、どのような意義があって、どのような課題があるかについて、4月から、県内の市町とともに、勉強会を開始したところであります。また、今後は、宿泊事業者をはじめとする、観光関係の事業者の皆様についても、この宿泊税について、どのような意義や課題があるのかについて、ご意見を伺う予定にしておりまして、今年度中には、一定の方向性を出したいと思っております。県内では、小豆島の2町と、琴平町が導入の検討をするというお話をされております。今後とも、3町も含めまして、県内の市町との勉強会を継続的に実施して参りたいと考えております。以上でございます。
【1.ブラジル訪問について】
記者:今いただきました、まず1点目、「ブラジル訪問について」につきまして、現時点での総額260万円としては、何か内訳等でお伝えいただけるものはありますでしょうか。
知事:旅行会社に複数の見積もりを取って、この金額が出てきており、その中の内訳については、今、数字がないので、また後程、航空券が幾らとか、今の段階でのことをお知らせできると思います。
記者:県として260万円という金額について、知事としての受けとめは、金額が高い・低い、もしくは、県民の方への理解を求めるといったところで、何か受けとめというところはありますでしょうか。
知事:もちろん、この260万円という金額は、それなりの高い金額であると思いますけれども、これまでの海外への出張などに対して、今回高くなっているとか、そういったことはないと思います。今回の渡航の目的をちゃんと説明し、また、戻った際の渡航の成果についても説明をして、ご理解をしてもらうようにして参りたいと思います。
【3.政府備蓄米の流通について】
記者:先週12日に、県内でも、随意契約の備蓄米の販売が開始されました。まず、これについて知事の受けとめと、また、県内では善通寺市など、お米券などを配付しているところもありますが、何か県として、コメの購入に関して支援策等で、もし検討しているものがありましたら、伺わせてください。
知事:現状、消費者の方・県民の方が、コメの高騰に困っているという状況であると認識しておりまして、1日も早い改善が必要であると考えております。全国のデータではございますけれども、すべてのコメ、全体の平均を取った場合に、国が6月9日に公表した、5月26日の週の価格については、5キログラム当たり4,223円(税込み)ということになっておりまして、2週連続で下落をしているという状況でございます。このような状況にありますので、今後とも、備蓄米の販売などによって、コメの価格がもう少し下がってくる、このことを期待しております。米価については、農家の皆様が適切な利益を得て、継続的に生産ができるということ、これが大切な観点ではございます。なお、現状において、コメの購入に対して、県の方で具体的な支援について、現時点では考えているものはございません。
【2.宿泊税の導入について】
記者:宿泊税に関連してなのですけれども、先ほど、県内各市町と勉強会を継続的に実施していきたいというお話がありましたが、勉強会というのは、具体的にどのぐらいの頻度・期間でされているのかと、メンバーというのは、具体的にどういったメンバーになるのかをお願いします。
知事:4月から行いまして、4月、5月と行ってきたところでございます。具体的には、メンバーは首長ではなく、市町の職員の責任者の方と行っておりまして、4月に一堂に会して行い、5月は、それぞれエリアごとにも行ってきたというところでございます。
【4.入島税の導入について】
記者:関連してなのですけれども、同じように観光地のハード・ソフトの整備に関する財源について、宿泊税もありますけれども、同じように「入島税」という形で、島に入る際に一定の税金をいただくという形もあるかと思います。最近で言うと、広島の宮島でも導入されて、佐渡島でも導入に向けて議論が進んでいるそうです。こういった点について、何かお考えがありますでしょうか。
知事:島だから、というようなことでは、今、議論はしておりません。
以上
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