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公開日:2025年12月26日

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仕事納めにあたっての知事記者会見 令和7年12月26日(金曜日)

仕事納めにあたっての知事記者会見録

  • 日時:令和7年12月26日(金曜日)13時00分から13時20分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

1.今年を振り返って
2.今年の漢字について
3.来年の知事選挙への出馬意向について
4.出生数を反転させる対策について
5.国の来年度予算編成について
6.今年印象に残っている出来事について

質問事項

【1.今年を振り返って】
幹事社:今年最後の会見となりましたので、今年1年を振り返っての所感と、来年特に力を入れて取り組んでいきたいことをお伺いいたします。お願いいたします。

知事:今年も大変お世話になりました。今年1年でありますが、2月の県立アリーナの開館、瀬戸内国際芸術祭の開催、そして全国高等学校総合文化祭の開催と、大きな出来事が続いた1年であり、これらを通じて、香川の発展の新しい扉が開いた1年ではないかと考えております。経済を見ますと、県内の設備投資が非常に旺盛であり、観光の誘客についても非常に好調であります。総じて県内経済については、コロナ禍からの順調な回復が進んでいると感じた1年でありました。一方で、物価高が続き、また、人手不足も多くの業界で顕著になるなど、将来の経済に対するいろいろな障害が明らかになってきた年でもあったかと考えております。この物価高につきましては、昨日、臨時の県議会において、国の総合経済対策を活かした生活支援、そして産業への支援の予算を議決していただいたところであり、できるだけ早く、県内それぞれのところに届くように取り組んでまいりたいと考えております。そして来年でありますが、まず、人口の減少局面が続いている状況について、この減少幅はかなり鈍化してきていまして、早い時期に出生数を増加に反転させて、将来にわたる人口減少の傾向を変えていきたいと考えております。それから、県内から県外に転出する若い層の方々が、まだまだ増えているという状況でもあります。この点について、これまでの取組みとは違う取組みを進めることで、香川で頑張る若い方を増やしていけるように、来年は特に注力したいと思います。それにも関連しますが、来年の12月3日を初めての「香川県民の日」としてスタートさせたいと考えております。この県民の日には、県民全員・全体で、この香川県の魅力や歴史について思いを寄せて、楽しみながら香川県への思いを深めてもらう、こういう日にしたいと考えております。経済については、順調な回復をさらに確実な上昇に導いていくために、県内の企業の設備投資が引き続き旺盛であり続けられるような助成策を続けていきたいと思います。また、県外からの投資、企業立地にも引き続き力を入れていきたいと考えております。それから、観光振興を中心としたにぎわいの創出ですが、まずは3月15日の「かがわマラソン」を成功させたいと思います。このマラソンを通じて、多くの方に、これまで以上に香川においでいただけるきっかけになるようなものにしたいと思います。また、サンポート地区には、アリーナ開館の効果もあって集客がかなり増えてきております。来年は、このサンポートの魅力度のアップについては引き続き取り組み、また、サンポートに来た方が県内各地に流れていっていただけるような取組みにも力を入れてまいりたいと考えております。以上でございます。来年もどうぞよろしくお願いします。大変お世話になりました。ありがとうございます。

【2.今年の漢字について】
記者:毎年恒例となっておりますが、今年1年間を表すような漢字がございましたら、お伝えいただけますか。

知事:書いてまいりました。「開(ひらく)」という一文字であります。これは、今年のアリーナの開館の「開」、それから瀬戸内国際芸術祭の開幕・開催の「開」、それから全国高等学校総合文化祭の開催の「開」、大きな出来事・イベントが開かれたということ、そして、これらの大きなイベントを通じて香川の将来の新しい発展の扉が「開」いたという意味のほか、また、扉が開いたままでは駄目ですので、来年はさらに香川の魅力を伸ばして、この開いた扉を活かしていけるように取り組んでいきたいという、こうしたいろいろな思いからこの「開」という字を選びました。

【3.来年の知事選挙への出馬意向について】
記者:来年の話になってしまうのですが、来年9月に知事が任期満了を迎えるということで、この前の知事会見では出馬の意向についてはまだ検討中というような回答でありましたが、現時点での状況を教えてください。

知事:現時点でも検討中でございます。現在の県政のいろいろな課題に邁進していきたいと思います。

【4.出生数を反転させる対策について】
記者:1期目の振り返りで、先ほど「出生数の反転」という発言もありました。なかなか現状厳しいと思いますが、どうやって出生数を反転させるか、何か策があれば教えていただきたいと思います。

知事:出生数については、子育て世代の方からのいろいろな声を聞きますと、出産を希望されている方は多いのだけれども躊躇してしまう、この原因が3つあって、1つは経済的な負担。それからもう1つは、今の核家族から来る「孤独になりそうだ」という不安。それから、共稼ぎで行く方がほとんどというか、多くなってきているわけですが、共稼ぎしながらの出産に対する不安。こういったものが大きなポイントとして挙げられています。この3つを、私のこれまでの3年余りの任期の中でも取り組んでまいりました。この方向性は変わらず取り組みたいと思います。その中で、特に国や県、そして市町の経済的負担への助成として、いろいろな策が打たれてきております。まだまだ十分ではない面もありますので、これからも充実しなければなりませんが、そういったものや、孤独な子育て世帯を支援していくための、身近な、歩いていけるところにある相談場所・居場所、こういったものが大分増えてきておりまして、県が登録している「かがわ子育てステーション」だけでも240を超えるステーションがありますが、まだまだそれを知らないという方が多いという状況であります。経済的な支援、そして居場所づくり・拠点づくりを更に充実するとともに、そういったことを多くの方々に知っていただくということに注力したいと思います。まだ減少の傾向を反転できていませんが、減少の幅は大分減ってきておりますので、この3つの大きい方針を更に続け、拡充し、それを知ってもらう。こういう取組みで、できるだけ早く増加にしたいと考えております。

記者:長期的な視点で見ると人口の減少は免れないのではないかというような見解もありますが、香川県としては、出生数を安定させて人口維持もしくは増加という、この目標は変わらないということでよろしいですか。

知事:その通りです。今、我々の世代で取り組めることは、望む方が出産できる状況を作って出生数を増やす、また、都会に今いるけれどもいろいろな状況で地方でも活躍できる、いわゆるリモートワークのようなものもすごく技術が上がってきましたし、地方でこそできるものづくりであったり、農林水産業であったり、こういったものの国としての必要性も上がってきていますので、地方でこれから頑張るんだという、こういう方を増やす。いわゆる移住になると思いますが、こういったものを伸ばして、香川の人口の減少を、早い時期に減少傾向を止めて増加の方に持っていく。こういうことを、続けたいと思います。

【5.国の来年度予算編成について】
記者:本日午前の閣議で、国の来年度予算案が閣議決定されていますが、全国知事会として教育の無償化を国の責任でやってくれというように、地方財政の健全化に向けた要望というのが上がっていたと思います。現段階で判明する範囲で結構ですが、どういうふうにそれが対応されているのかと、知事のそこに対する国に対する評価をお願いできますか。

知事:教育の無償化については、高校の無償化、そして給食の無償化、こういった2つの大きいテーマがありまして、12月には知事会として、特に集中的に国の方に、国策で進めるべき施策であり、地方の負担は求めない方向で、ということで要求をしてきたところでありますが、今回の予算に向けての政府の今の発表されている内容は、地方負担分は交付税措置を必ず行って、実質的な地方負担はないということで進めるということになっております。このことが実現できたことは評価しているところであります。今後は、実際に、地方交付税で措置される仕組みにきちっとするように、引き続き、知事会で政府としっかり協議をしていくということになろうかと思います。予算全般については、まだ全貌が私も見きれていませんが、地方の財政については、昨年よりも伸びる状況で決定されていると承知しております。今、物価高騰などへの対応、それから賃上げを今後も続けられる経済状況を作っていくために、いろいろな財政措置が必要なものが増えていますので、こういったものに対応できるような、いろいろな政府の施策が、今回の予算と相まって、まとまってきているということは非常に評価しているところでございます。

記者:香川県として、国の来年度予算編成に向けて、香川用水の耐震化等、個別の事業についても要望していたと思いますが、現段階でそのあたりの対応が分かっていれば教えていただけますか。

知事:香川用水の老朽化・耐震対策について、国に要望しておりましたところ、今日、この令和8年度での事業着手ということが決まったという連絡を、先ほど、午前中に受けました。非常に今後の安定的な香川用水の運営に役立つもので、喜んでおります。

記者:事業規模等は、今の段階で分かっているのでしょうか。

知事:まだ、事業規模等は、これから国の予算部分について調整されると聞いております。

【6.今年印象に残っている出来事について】
記者:今年1年間、良きにつけ悪きにつけ、知事が一番印象に残った出来事が何なのかということと、理由を添えて教えていただければと思います。

知事:印象に残ったのは県立アリーナの集客力であります。期待はしておりましたが、このアリーナというものが、大きなスポーツイベント、そして著名なコンサートというものをこれだけ引き寄せてきて、これが集客に繋がり、また、このアリーナの存在自身が、非常に形も優れ、背景の瀬戸内とのコンビネーションも優れ、駅に近いことも相まって、県内・県外含めて多くの方を引き寄せるのを目の当たりにした。これが一番印象に残ったことでございます。

記者:目の当たりにしたものの中で、一番、これは凄いなと、実際の目で見られたとか感じられたものは何かありますか。

知事:JRの駅からアリーナ、そして海の方向へ流れる「人の流れ」ですね。今までにない人の流れ、それからアリーナに来たお客様が中央商店街の方へ流れていくこの流れ。中央通りを歩く方の数が断然変わってきている。このようなものが一番印象に残っています。

記者:アリーナがユネスコのベルサイユ賞を受賞して、「世界で最も美しいアリーナ」となりましたが、そこに対する知事の所感はいかがでしょうか。

知事:一番になれるとは正直思っていなかったので、発表を聞いたときは本当に嬉しかったです。このアリーナは、形も例を見ないユニークさ、そして美しさがあるということを、いろいろな著名な建築家やデザイナーからも指摘を受けておりますし、それから利便性が高い・駅に近い、そしてその海との関係ということで、非常に、これから十分国内外へ発信しないといけないのですが、知ってもらうことさえできれば大きな目印に、香川だけではなくて日本でも有数の目印になれる、そういうものではないかと思いますので、しっかりと知ってもらう努力をやっていきたいと思います。
 

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