ダニ媒介感染症について
ダニ媒介感染症とは
- ダニ媒介感染症は、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる病気です
- ダニの活動が活発化する4月~10月に発生することが多いです
- 日本紅斑熱は 2 ~ 8日の潜伏期間の後、発熱や発疹、頭痛、倦怠感などの症状が現れます。発症するのは60歳以上の人が多く、肝機能障害や播種性血管内凝固症候群(DIC)などから多臓器不全, 死亡に至ることもあります。早期に疑い、テトラサイクリン系の抗菌薬で治療することが極めて重要です
- 重症熱性血小板減少症候群 (Sever fever with thrombocytopenia syndrome: SFTS)は6~14日の潜伏期間の後、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)、筋肉痛などの症状が現れます。発症するのは60歳以上の人が多く、日本のSFTS患者の致命率は約30%と報告されています。有効な抗ウイルス薬はなく、対症療法がおこなわれます
予防
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香川県東讃保健福祉事務所 保健対策課 0879-29-8261