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令和3年4月17日(土曜日)から開催する特別展「空間に生きる画家猪熊弦一郎-民主主義の生活空間と造形の試み」の展示に関連した講演会です。
1945年、本土空襲や原爆投下を経て長く続いた戦時体制が終わりを告げました。敗戦国日本はどのように文化的復興を遂げようとしたのか。再出発のなかで求められた新たな造形表現の理想。それはジャンルを超えた自由な空間へと開かれたものでした。その可能性を追求した表現者の一人が猪熊弦一郎でした。いまなお輝くその時代の芸術的可能性についてお話しします。
猪熊弦一郎慶應義塾大学学生ホール壁画《デモクラシー》
1949年谷口吉郎設計慶應義塾大学蔵平山忠治撮影©TheMIMOCAFoundation
令和3年5月2日(日曜日)→5月30日(日曜日)午後1時30分~午後3時(午後1時開場)→中止
香川県立ミュージアム地下1階講堂
100名(参加無料)
水沢勉氏 神奈川県立近代美術館館長、当館展示企画アドバイザー。1952年生まれ、神奈川県出身。1978年、慶應義塾大学大学院修士課程修了。同年、神奈川県立近代美術館学芸員。2011年、館長就任。日本とドイツ語圏の近代・現代美術におもな関心を抱く。主な担当展覧会に「萬鉄五郎」(1985年)、「オットー・ディックス」(1988年)、「舟越桂」(1993年)、第3回横浜トリエンナーレ「タイムクレヴァス」(2008年アーティスティック・ディレクター)、「すべての僕が沸騰する村山知義」(2013年)など、主な著訳書に『この終わりのときにも』(思潮社、1989年)、ヴェルナー・ホーフマン『ナナ』(PARCO出版、1991年)、クリスティアン・ネベハイ『グスタフ・クリムト』(岩崎美術社、1998年)、五十殿利治との共編著『モダニズム/ナショナリズム』(せりか書房、2003年)などがある。 |
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令和3年4月2日(金曜日)~令和3年5月30日(日曜日)※定員になり次第受付を終了します
電話、ファックス、はがき、「かがわ電子自治体システム」で下記へお申し込みください。
香川県立ミュージアム〔学芸課〕〒760-0030高松市玉藻町5番5号
TEL(087)822-0247
FAX(087)822-0049
https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/
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