香川県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び第6回香川県鳥インフルエンザ対策本部会議の持ち回り開催について
三豊市における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び第6回香川県鳥インフルエンザ対策本部会議の開催について
本日、本県三豊市の6例目養鶏場(※疫学関連農場4農場含む)及び7例目養鶏場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。
これを受け、県は、本日、第6回香川県鳥インフルエンザ対策本部会議を持ち回りで開催します。別途、知事の囲み取材と記者レクチャーを行います。
※疫学関連農場:患畜又は疑似患畜が確認された農場と同一の飼料運搬車両等が出入りしている農場
6例目:三豊市
1.農場の概要
- 所在地:香川県三豊市
- 飼養状況:採卵鶏(約14.7万羽)
- 疫学関連農場:4農場計(20.8万羽)合計(35.5万羽)
2.経緯
- 令和2(2020)年11月19日(木曜日)、当該農場管理者から西部家畜保健衛生所に「死亡羽数の増加」との連絡がありました。
- 同日、県が立入検査を行い、簡易検査を実施したところ、13羽中11羽(死亡鶏11羽中10羽、生存鶏2羽中1羽)の陽性を確認しました。
- 昨日から、東部家畜保健衛生所において遺伝子検査を行い、本日、その結果を農林水産省に送付したところ、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。
7例目:三豊市
1.農場の概要
- 所在地:香川県三豊市
- 飼養状況:採卵鶏(約49.5万羽)
2.経緯
- 令和2(2020)年11月19日(木曜日)、当該農場管理者から西部家畜保健衛生所に「死亡羽数の増加」との連絡がありました。
- 同日、県が立入検査を行い、簡易検査を実施したところ、13羽中2羽(死亡鶏11羽中1羽、生存鶏2羽中1羽)の陽性を確認しました。
- 昨日から、東部家畜保健衛生所において遺伝子検査を行い、本日、その結果を農林水産省に送付したところ、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。
以下、6例目、7例目共通
3.今後の対応
本日、第6回香川県鳥インフルエンザ対策本部会議を持ち回りで開催し、今後の防疫措置について速やかに検討するとともに、高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針等に基づき、以下の措置について万全を期します。
- 当該農場の飼養家きんの殺処分及び焼却又は埋却、農場から半径3km内の区域について移動制限区域の設定、半径3kmから10km以内の区域について搬出制限区域の設定等、必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施。
- 移動制限区域内の農場について、発生状況確認検査を実施。
- 感染拡大防止のため、発生農場周辺の消毒を強化し、主要道路に消毒ポイントを設置。
4.第6回香川県鳥インフルエンザ対策本部会議の開催
- 日時:令和2(2020)年11月20日(金曜日)(持ち回り)
5.記者レクチャー等
- 知事の囲み取材
11月20日(金曜日)午前8時50分から、知事第3応接室で行います。
- 記者レクチャー
11月20日(金曜日)午前9時から、県庁本館9階県政記者室で行います。
その他
- 日本の現状において、家きんの肉や卵を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えられています。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
- 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
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