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10月19日(水曜日)時点における本県の現状について、確保病床使用率は、14.0パーセント、重症確保病床使用率は、0.0パーセント、また、直近1週間の累積新規感染者数は、1,960人となっています。
確保病床使用率は、10月7日(金曜日)以降、20パーセントを下回って推移しており、重症確保病床使用率も10パーセントを下回って推移しています。
県対処方針の移行基準としている確保病床使用率と重症確保病床使用率の両方の指標の数値が、「感染拡大防止対策期」の基準値としている20パーセントを2週間程度継続して安定的に下回っていることから、21日(金曜日)以降、当分の間、警戒レベルを一段階引き下げ、「感染警戒対策期」とすることととします。
「感染警戒対策期」においては、これまでの「感染拡大防止対策期」に県民の皆さまにお願いしていた、「同一グループの同一テーブルでの5人以上の会食を避け、会食は2時間以内」という会食時の人数制限・時間制限や、「混雑した場所・感染リスクが高い場所への外出自粛」の項目については、削除することとします。
県民の皆さま、事業者の皆さまには、社会経済活動を着実に回復させるためにも、当分の間、緊張感を持って感染拡大を警戒していくことは必要であるため、引き続き、基本的な感染対策をお願いします。
マスクの着用については、基本的な感染対策として、これまでの考え方に変更はありませんが、更なる周知のため、場面に応じた適切なマスクの着脱について、国が新たなリーフレットを作成しています。
それによると、屋外では、人と2メートル以内で会話する場合を例外として、季節を問わず、マスクの着用は原則不要ということが強調されています。一方、屋内では、距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合を除き、マスクの着用をお願いするとされています。英語版のリーフレットもありますので外国の方が多く利用される場所の管理者の皆さまは、ぜひ、ご活用ください。
県では、オミクロン株に対応した新型コロナワクチンの接種の促進を図るため、広域集団接種センターを設置します。
接種日時は、11月の5日(土曜日)・6日(日曜日)、12日(土曜日)・13日(日曜日)、26日(土曜日)・27日(日曜日)、12月の3日(土曜日)・4日(日曜日)、10日(土曜日)・11日(日曜日)、24日(土曜日)・25日(日曜日)の、合計12日間で、各日、午前9時から正午、午後1時から午後4時までです。場所は、県庁本館21階です。
接種対象者は、初回接種(1・2回目接種)を完了した12歳以上の方で、接種にはファイザー社のオミクロン株対応ワクチンを使用します。すべての日で予約なしでの接種ができますが、電話で予約することもできます。
新型コロナは、過去2年間、年末年始の後に流行しています。現在、接種が開始されている2種類のオミクロン株対応ワクチンは、いずれも従来型ワクチンを上回る重症化予防効果などが期待されており、初回接種(1・2回目接種)を完了した12歳以上の方が接種を受けられますので、年末年始後の流行に備え、計画的な接種をご検討ください。若い世代の方も早めの接種をご検討ください。
この冬、季節性インフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念されていますので、インフルエンザワクチンの接種も、ぜひご検討ください。
また、PCR等無料検査について、感染の不安を感じた場合は、県民の皆さまを対象とした無料検査を11月末まで延長して実施しますので、積極的にご利用いただくようお願いします。
学校では、部活動について、これまで宿泊を伴う活動は、原則として、「不可」としていましたが、校長が計画等を確認した上で適切に判断し、移動・宿泊等にあたっての留意点を取りまとめた「感染症対策チェック表(部活動宿泊編)」に従うことで、「可」とすることなどを変更します。
このような10月21日(金曜日)以降の学校における対応について、県教育委員会から県立学校長に通知し、引き続き、感染拡大防止の徹底を図ります。
市町教育委員会には、県立学校の対応を送付し、市町や学校の実情に応じた感染症対策の徹底を依頼します。
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