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議題
4月15日(木曜日)に、国の分科会において、感染再拡大防止に向けた指標と考え方に関する提言が行われ、ステージ判断のための指標の追加や見直しがなされたことから、香川県対処方針を見直しました。
2021年4月17日(土曜日)現在、県内の状況を国の分科会から示された指標ごとに見ると、確保病床の使用率を除き、いずれも国のステージ3の目安とされる数値を下回っています。
国内で変異株の感染者の割合が増加する中、本県でも、変異株が流行の主流となっており、今後もできるだけ多くの検体でスクリーニング検査を迅速に実施していきます。
また、県内では、医療従事者向け(対象者:約39,000人)、高齢者向け(対象者:約297,000人)のワクチン優先接種を開始しています。ワクチンに関する医学的見地が必要になる副反応等の専門的な相談については、香川県新型コロナワクチン専門相談コールセンターで相談に応じるとともに、副反応に係る総合的な診療体制を有する医療機関(県内8カ所)において、病院内の地域連携室等にかかりつけ医等からの相談に対応する窓口を設置し、ワクチン接種に係る県民の皆さんの相談・受診体制を整備しています。
「感染拡大防止集中対策期」における対策として、飲食店に対する営業時間短縮を協力要請し、多くの皆さまにご協力をいただきました。営業時間短縮協力金については、5月6日(木曜日)からの受付開始に向けて準備を進めています。
飲食店の営業時間短縮の協力要請は、4月20日(火曜日)で一旦終了しますが、今後の感染状況を見極めながら、「感染拡大防止集中対策期」の継続の可否を検討するとともに、飲食店に対する営業時間短縮の協力の再要請についても、検討していく必要があると考えています。
その場合には、事業規模に応じた協力金に見直すことになると考えています。
また、飲食店における感染防止対策の徹底を図り、感染症に強い地域社会経済をつくっていくため、飲食店に対する感染防止対策の認証制度の創設を早急に検討します。
ゴールデンウィークを迎えるに当たり、感染防止策を徹底していただくため、県民の皆さまには、次のような項目の実践をお願いします。
飲食店への営業時間の短縮要請の解除とあわせて、食事券などの利用自粛の呼び掛け期間を、当初の予定どおり、4月20日(火曜日)までとするよう、改めて農林水産省に連絡します。
感染力が強いとされる変異株が広がりを見せる中、障害者施設等にも多くの高齢者が入所していることから、介護施設等に引き続き、高齢者の入所する障害者支援施設等の従事者に対しても一斉PCR検査を実施します。
4月19日(月曜日)から21日(水曜日)まで、県内障害者支援施設等の中で希望する施設から受け付けを行います。
介護施設等の従事者に対する一斉PCR検査については、申込期限を延長し、4月23日(金曜日)まで申し込みを受け付けます。
今後の感染拡大に備え、4月19日(月曜日)から、高松市内で2棟目の宿泊療養施設を借り上げます。
スタッフの確保や訓練などの準備が整い次第、運用を始めます。
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