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国の伝統工芸品となっている「香川漆器」の工程の内、初期段階である木の加工を担う職人が「木地師」です。木地師は、ろくろ挽き、曲げ、削りなどの加工法で木製の椀や盆、鉢など多種多様な漆器の木地をつくります。堅さ、木目、色と、木によって異なる性質を見極め、材に合った乾燥や加工をしなければなりません。そのため、長い時を経て磨き上げた技術が重要です。
香川漆器の製作に木地は欠かせませんが、現在香川県内で、木地を安定供給できる事業者は「クラフト・アリオカ」のみとなっており、香川漆器の多くが他産地、海外輸入に頼らざるを得ない状況になっていることから、香川漆器の特長・特性に応じた木地の供給が困難となっています。
そこで、産業担い手型地域おこし協力隊として木地師職人を目指し、香川の伝統を未来につなげていただける方を募集します!
(1)主にクラフト・アリオカの工房にて木地師としての修練を兼ねた技能の承継と普及活動
・轆轤(ろくろ)技術の習得
・木材の加工
・仕上げの技術
・道具の手入れと管理
・伝統と文化の理解
(2)香川県内で木地師として独立することを目指す
令和7年5月19日~令和7年6月20日
香川漆器工業協同組合との業務委託契約を締結していただきます。(雇用関係はありません)
委嘱期間は、令和7年8月1日(予定)~令和8年3月31日です。
このページに関するお問い合わせ
[ 法人番号 ]8000020370002
〒760-8570 香川県高松市番町四丁目1番10号
代表電話 : 087-831-1111
開庁時間 : 月曜日~金曜日・午前8時30分~午後5時15分
(休日・年末年始を除く)
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