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公開日:2021年9月28日

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高松松平家名品展

 

会期

令和3年10月1日(金曜日)~10月17日(日曜日)10月2日(土曜日)、10月3日(日曜日)は臨時休館
開館時間:9時~17時(入館は閉館の30分前まで)
休 館 日:毎週月曜日

会場

香川県立ミュージアム 常設展示室1

展示内容

高松松平家は、徳川御三家の一つ、水戸徳川家初代頼房(よりふさ)の長男頼重(よりしげ)を初代とし、寛永19年(1642)以来、十一代228年にわたり、東讃岐十二万石を治めました。松平家には、武器・武具など公式な場で用いられる表道具と、調度品など私的な場で用いられる奥道具からなる大名道具が伝来していますが、これらは将軍家や水戸徳川家などから贈られた品々を中心に形成され、家宝として代々伝えられてきました。

本展では、高松松平家歴史資料の中から、指定文化財を中心とする美術工芸の名品を紹介します。

展示点数 15件19点
観覧料 一般410円(330円)
*( )内は20名以上の団体料金
*特別展観覧券で観覧できます。
*高校生以下、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は無料

 

関連行事

当館学芸員によるミュージアム・トーク

日時など

日 時:10月17日(日曜日) 各日13時30分~ 30分程度
場 所:常設展示室1

申し込み不要、観覧券が必要(参加者多数の場合、受付を締め切らせていただく場合があります)


主な展示資料

重要文化財
法華経(ほけきょう) 巻六 平安時代 当館蔵

平安貴族が功徳を積むべく、善美を尽くして作り上げた装飾経の一つ。紫紙(しし)の見返しには、金銀の切箔を散らし、銀を主体に緑、群青、朱などで彩色された釈迦説法図や山水などの自然景観などを描く。巻末に見られる「しん女かく」などの奥書から、結縁者が女性であったとの説もある。水戸藩ゆかりの畠山牛庵が鑑定した折紙が付属しており、水戸徳川家より伝来したと伝えられる。

重要美術品
一角印籠(いっかくいんろう) 玉楮象谷(たまかじぞうこく) 作
天保10年(1839) 当館蔵

挟家(さや)は一角の牙、印籠の中に入る四段重ねの重は犀の角で作られる。藩から材料を提供されて制作・上納したもの。蓮池の情景が表されており、蟹、亀、蝸牛(かたつむり)など生物が九百九十九匹、荷葉(かよう)、花、大湖石(たいこせき)が八十七刻まれているという。底面には波紋で囲んだ楕円形の中央に「保亥仲秋」(保亥:天保10年亥年、仲秋:陰暦8月)、楷書で「玉楮正直謹製」と刻銘がある。

香川県指定有形文化財
衆鱗図(しゅうりんず) 第三帖 江戸時代 当館保管

「衆鱗図」は、松平家に伝来する四種十三帖の博物図譜の一つで、海水や淡水に棲息する様々な生物の図を集めた四帖の画帖からなる。精緻な描写に加え、金銀箔を用いて光沢を表したり、表面の凹凸を盛り上げて彩色するなどして質感や立体感を表現し、輪郭線で切り抜いて貼るという方法で仕上げられている。博物学好きで知られた五代頼恭(よりたか)の命により、藩に仕えていた平賀源内が関わって制作されたと考えられている。

 

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