ここから本文です。
会期 |
令和4年9月23日(金曜日・祝日)~11月6日(日曜日) 前期:9月23日(金曜日・祝日)~10月11日(月曜日・祝日) (前期、後期で図譜の頁替あり) |
開館時間 |
午前9時~午後5時(毎週土曜日は午後8時まで) 入館は閉館の30分前まで |
休館日 |
毎週月曜日 |
会場 |
香川県立ミュージアム常設展示室1 |
展示内容 |
さまざまな動植物が生き生きと描かれた近世博物図譜の精華「高松松平家博物図譜」(香川県指定有形文化財)のうち、昨今、生物学的な調査研究が進められてきた「衆鱗図」(魚類の図)と「衆芳画譜」(植物の図)を展示します。紐解かれる図譜から、瀬戸内の自然の中にも目にすることができたであろう魚類や植物などの豊かな姿をご覧いただきます。 |
展示点数 |
3件10点 |
観覧料 | 一般410円(330円) *()内は20名以上の団体料金 *特別展観覧券で観覧できます。 *高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料。 |
日時 |
10月8日(土曜日) 各日、午後1時30分から30分程度。 |
場所 | 常設展示室1 |
備考 |
申し込み不要、観覧券が必要。 参加者多数の場合、受付を締め切らせていただく場合があります。 |
衆鱗図(しゅうりんず)江戸時代高松松平家歴史資料当館保管 高松松平家に伝わる4種13帖の博物図譜のうち、魚類などの水生生物の図を収めたもの4帖。各図は細部まで精緻に描写されるだけでなく、下地に金銀の箔を用いて鱗の光沢を表したり、表面の凹凸を盛り上げて彩色するなどして対象の質感や立体感が巧みに表現されており、図を輪郭線で切り抜いて台紙に貼るという方法で仕上げられている。 |
衆芳画譜(しゅうほうがふ)江戸時代高松松平家歴史資料当館保管 様々な植物の図を収めたもの4帖。各図は細部まで精緻に描写されるだけでなく、表面の凹凸を盛り上げて彩色し、雲母(うんも)や艶のある素材を塗るなど対象の質感や立体感まで細かく表現されている。基本的に1件の植物の葉や根、花などを1枚の紙に描いて貼られているが、中には葉先などの一部を輪郭線に沿って切り抜いた図も見られる。 |
衆鱗手鑑目録(しゅうりんてかがみもくろく)江戸時代高松松平家歴史資料当館保管 「衆鱗図」とともに伝来。奥書などから宝暦12年(1762)に高松藩5代藩主・松平頼恭(まつだいらよりたか)が幕府へ献上した「衆鱗手鑑」に収められていた魚図の名称を記した目録と考えられる。乾坤(けんこん)(上下)2冊にそれぞれ第1帖と第2帖の内容が記されており、内容をみると、第1帖および第2帖表に「海魚図(かいぎょず)」、第2帖裏に「河魚并湖魚図(かぎょならびにこぎょず)」と「雑部(ざつぶ)」(エビ、カニなど)が収められていたことが分かる |
このページに関するお問い合わせ