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公開日:2020年12月10日

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語る武具 ~ARMOUR & STORIES~

 
会期 令和2年 1024日()~126日(
※休館日 月曜日 (11月23日は開館、11月24日が閉館)
開館時間 9時00分~17時00分
(入館は閉館の30分前まで)
夜間開館 午後7時30分まで(入館は閉館の30分前まで)
10月24日・10月31日・11月7日・11月14日・11月21日・11月22日
会場 香川県立ミュージアム 2階特別展示室
展示内容 戦国時代末期から江戸時代にかけて用いられた甲冑や刀剣、馬具といった武具類は、歴史を知る貴重な遺産です。中には優れた工芸品としての魅力をもつものも多数ありますが、難しい用語や専門の知識が必要で親しみにくい印象があります。
本展覧会は、見方をかえ、武具の周辺に生まれた「物語」に注目します。人が武具とともに歩んできた、作る、使う、伝えるという動きの中で、「いわく」や「いわれ」をはじめとするさまざまな「物語」が生まれてきました。武具にまつわる「物語」を見つけ出し、読み解くと、美術工芸品のイメージに留まらない、武具の生きた姿が、さらに武具を使う者達の様子や時代背景が明らかになってきます。
本展示の企画にあたっては、甲冑を着用する人物を素材にさまざまな表現に取り組んでいる野口哲哉氏(2016年度香川県文化芸術新人賞受賞作家)に、展示の企画や手法、演出、広報素材について協力いただきます。
観覧料 一般1,000円 前売・団体(20名以上)800円
※ミュージアムパスポートを使用できます
※高校生以下、65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は観覧料無料
組織
  • 主催|香川県立ミュージアム
  • 助成|公益財団法人松平公益会 一般財団法人地域創造
  • 共催|香川県教育委員会
  • 後援|朝日新聞高松総局、産経新聞社、山陽新聞社、四国新聞社、
  • 日本経済新聞社高松支局、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、NHK高松放送局、OHK岡山放送、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815
前売券 香川県立ミュージアム
企画協力 野口哲哉(平成27年度度香川県文化芸術新人賞)、野口二朗(美術作家)、平賀大介(プロデューサー)
開会式 新型コロナウイルス感染症の状況をふまえ、本展覧会では開会式等を行いません。

展示構成とみどころ

  1. 武具いろいろ 刀剣・甲冑に留まらないさまざまな武具を紹介していきます。
  2. 伝わる刀 讃岐ゆかりの刀剣を紹介します。
  3. 造るひとびと 武具の造り手にまつわる物語を紹介します。
  4. 祈りと武具 讃岐国(香川県)内の主な寺社に奉納された刀剣・甲冑を紹介します。
  5. 人と武具と物語 武具とその持ち主にまつわる逸話や伝承を紹介します。
  6. 武士と武具と村 武士だけに留まらない、村と武具との関係を紹介します。
重要文化財
太刀 銘 真守造(高松松平家歴史資料、当館保管)

高松松平家を代表する刀剣。江戸時代、徳川将軍側用人の柳沢吉保への貸し出しにまつわる逸話が興味深い。
刀 無銘 伝長義 (生駒家伝来) (黒川古文化研究所所蔵)
讃岐国を治めた大名・生駒家ゆかりの刀。金象嵌銘で「生駒讃岐守」の名が刻まれている。香川県初公開。
重要文化財
太刀 銘 長光 岩国吉川家奉納(金刀比羅宮蔵)

江戸時代から多くの人びとの信仰を集めた金刀比羅宮に岩国を治めた吉川家から奉納された刀剣。

色々威腹巻具足(高松松平家歴史資料、当館保管)

幕末に活躍した松平左近(頼該)の甲冑。松平家にあった楠木正成所用と伝えられる甲冑を自分用にリメイクした品。

朱塗切付小札紺糸威二枚胴具足(個人蔵)
上法軍寺村(現丸亀市)に住む大庄屋などを勤めた旧家に伝わった甲冑。武士の甲冑に見劣りしない品であることが注目される。

関連イベント

1トーク・イベント1 「野口哲哉と『語る武具』」

日時・
講師
10月24日(土曜日)13時30分~15時00分
野口哲哉氏(本展覧会企画協力)、御厨義道(当館展示担当学芸員)
会場 地下1階講堂
内容 甲冑を着用した人物を題材とした造形・絵画作品を制作し、今回の展示の企画に協力した野口哲哉氏と、展示担当学芸員が対談します。
申込 100名(要事前申込・先着順) 無料

2トーク・イベント2 「歴史と物語」

日時・
講師
11月14日(土曜日)13時30分~15時00分
野口哲哉氏(本展覧会企画協力)、野口二朗氏(美術作家)、平賀大介氏(プロデューサー)
会場 地下1階講堂
内容 造形作家・野口哲哉氏に加え、今回の展示企画に関わった、野口二朗氏・平賀大介氏の3名で、武具だけではく、幅広く逸話・伝承・伝来などの「物語」を通じて歴史を楽しむ方法について鼎談(ていだん)します。
申込 100名(要事前申込・先着順) 無料

3学芸講座 「武具は語る」

日時・
講師
11月29日(日曜日)13時30分~15時00分
御厨 義道(当館主任専門学芸委員)
会場 地下1階研修室
内容 展示内容に則しながら、展示では表現しきれなかった部分などをくわしく紹介します。
申込 36名(要事前申込) 無料

4高松市美術館、高松市歴史資料館との3館スタンプラリー

実施
期間
【前期】令和2年10月24日(土曜日)~令和3年1月17日(日曜日) 【後期】令和3年2月6日(土曜日)~3月28日(日曜日)
会場 香川県立ミュージアム、高松市美術館、高松市歴史資料館
内容 期間中、配布するスタンプラリー台紙に3館のスタンプを押印すると景品取得 *3館共同事業として実施
申込 当日受付 無料

1、2、3の申込方法

電話、はがき、ファックス、インターネットによる電子申請(香川電子自治体システム)でお申込みください。定員になり次第終了します。

申込先 〒760-0030 高松市玉藻町5番5号 香川県立ミュージアム学芸課(はがき・ファックスの場合、お名前、電話番号、希望する講演会・講座名をご記入ください。)
※電話:087-822-0247(学芸課) FAX:087-822-0049
※「かがわ電子自治体システム」https://s-kantan.com/pref-kagawa-u/

カフェポット ミュゼ & ミュージアムショップ

特別展にちなんだメニュー・関連グッズをご用意してお待ちしております。

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