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讃岐民芸館は昭和40年(1965年)11月3日に開館し、今年で60周年を迎えます。現在、収蔵数は、焼き物、木製品、金属製品、布・糸製品、紙製品、竹製品、藁・つる製品、玩具、石製品などあわせて4032点で、そのほとんどが昭和40年代に集められました。
開館時に館長だったのが和田邦坊です。昭和29年(1954年)から商工奨励館に勤務し、デザイン研究や讃岐民芸の発掘、普及、伝承に努め、地場産業の木工、染物、窯業、菓子業の育成をはじめ、包装紙、店舗などのデザイン指導を行いました。
今回、古民芸館では、昭和49年(1945年)まで館長を務めた和田邦坊の作品を展示します。また、これと併せて、高松張子の第一人者で、今年の12月で没後40年になる宮内フサさんの作品を、新民芸館で展示します。
ともに香川県の昭和文化を彩ったお二人ですが、残された作品は決して古臭さを感じさせません。そこには時代が変化しても変わらない何かが作品に表現されているのかもしれません。今一度、お二人の作品の素晴らしさを感じていただければと思います。
開催概要
【会場】栗林公園讃岐民芸館(古民芸館及び新民芸館)
【期間】令和7年10月23日(木曜日)~令和8年3月1日(日曜日)
【料金】観覧無料※ただし栗林公園入園料が必要
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