ご提言等の内容（男性の育児休業取得について）

受付年月日

2023年04月05日

回答年月日

2023年04月18日

テーマ

男性の育児休業取得について

提言内容

県立高校（○○高等学校）に勤務している男性教諭です。今年度（令和5年度）に育児休業を取得予定です。出産日から●●月末日まで育児休業を取得することを希望しており、昨年度の夏頃に校長に相談をしました。校長からは、「ぜひ取得すれば良い。男性の育児休業取得者が多くなることは良いことだ」、「育休期間中の代替については可能な限り探してみるが、もし見つからなければ校内の職員で業務を代替するので心配しないで」と言われました。ところが、今年度の業務は、学級の正担任と教科主任、校務分掌については他の教諭よりも多い分掌を割り当てられ、しかも代替教諭はおそらく見つからないと管理職に言われました。結果として、休業中に私の授業や部活動を代わりに負担していただく先生方に「申し訳ないです」と謝り続ける日が続いています。こんな後ろめたい気持ちを持ちながら取得する育児休業なら取得の申請を取り下げようかとも思いました。
世間では男性の育児休業取得を促す風潮が強くなっており、教育現場も例外ではありません。しかしながら、実際のところ取得するには全くバックアップ態勢が整っていないと思います。わが子たちと充実した時間を過ごすことができると期待していたのですが、心にしこりを抱えたまま育児休業を過ごさなければいけないのが非常に残念です。私のような人が1人でも少なくなることを願っています。私は香川が大好きです。香川が活性化するには過疎化を食い止めることは最重要課題ではないでしょうか。そのためには充実した子育て支援制度の充実が不可欠です。一刻も早く、改善策が打ち出されることを期待してやみません。ご検討よろしくお願いいたします。

回答内容

メールを拝見しました。
日頃より学校教育の充実にご尽力いただき、ありがとうございます。
ご提言の内容について教育委員会に確認したところ、◇◇様が育児休業を取得される期間の代替の教員を探していたものの、現時点では見つかっておらず、大変心苦しい限りではありますが、一定の業務をお願いすることになったとのことです。また、代替の教員が見つからなければ、休業中の業務は他の先生方にお願いすることになりますが、管理職もできる限りフォローするとのことですので、気兼ねすることなく育児休業を取得し、育児などに専念していただきたいと思います。
学校現場の先生方が安心して育児休業を取得できる環境づくりに向け、教育委員会とも力を合わせて取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。