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公開日:2024年09月25日

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ご提言等の内容(県立高校におけるタブレット端末の私費負担について)

受付年月日

2024年09月02日

回答年月日

2024年09月20日

テーマ

県立高校におけるタブレット端末の私費負担について

提言内容

いつも県民のためにご尽力いただきありがとうございます。
先般、香川県広報誌にて6月定例会での質疑を拝見いたしました。
まず、生徒及び保護者の声は学校説明会でとありますが、受験を控える身でタブレット端末私費購入反対の意見を学校側に伝えることはできません。
また、授業で個人活用する物品の購入であることから個人負担を基本にしているとの回答ですが、現在各県立高校ではどの程度タブレット端末が活用されているのでしょうか?定期テストの範囲を確認するだけにしか使われていないというお話も聞いたことがあります。どの科目で年間何時間程度活用しており、それがどのような効果があるのか不明です。
全ての県立高校で確かに活用されており、結果が出ているのであれば、是非とも購入したいと思いますが、現状を確認することができません。国が進める「GIGAスクール構想」によって行われることかと存じますので、うまく活用が進んでいない状態で、私費購入に切り替えるというのは納得できません。池田県知事には、全ての県立高校で確かにタブレット端末が活用されていると確信を持った上で、タブレット端末の強制購入を進めていただきたいと切に願います。
最後に、経済的な理由でのタブレット端末貸し出しをご検討いただいているとのことですが、貸し出し端末であることが一目でわかるような(大きく学校名のシール貼付など)ことのないよう、思春期の高校生に配慮ある対応をどうかご指示くださいますようお願い申し上げます。
今回、広報誌での池田県知事の回答を見て、声を上げなくてはいけないのだと感じメールをお送りいたしました。この件で実際に影響を受けるのは、現在中学生以下の子どもたちです。自身で声を上げることは簡単なことではありません。小さな声ではございますが、どうか一つの意見として耳を傾けていただけましたら幸いです。

回答内容

メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
県立高校においては、各学校の特色や生徒の実態に合わせて、個別の学習、他の生徒とのグループ学習の場面において、タブレット端末の効果的な活用に取り組んでいます。具体的には、インターネットを用いた調査活動・情報収集を行う学習、生徒個々の習熟の程度に応じた学習、デジタル教材を用いた思考を深める学習、グループ学習における複数の意見や考えの共有、意見の整理、プレゼンテーション資料の作成・発表などにおいて、タブレット端末の特長を生かした学びが進められています。
タブレット端末の購入は、学校教育を支える基盤的なツールとしての活用にとどまらず、日常的な学習に活用することを目指し、また、個人所有となることで、毎日持ち帰ることになるため、家庭学習での活用も期待され、これを機により一層活用を進めていきたいと考えています。
また、経済的な理由で購入することが難しい生徒への端末の貸し出しについては、県教育委員会において、費用負担の軽減策の一つとして検討しているところですが、具体的な貸出方法については、ご提言の内容も含めて検討してまいります。

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