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公開日:2025年04月02日

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ご提言等の内容(四国新幹線の岡山豊予ルートについて)

受付年月日

2025年03月17日

回答年月日

2025年03月26日

テーマ

四国新幹線の岡山豊予ルートについて

提言内容

四国新幹線のルートについてですが、現行の「岡山ルート(ケース3)」に「豊予海峡ルート」を加えた「岡山~豊予ルート(ケース4)」で国に推し進めてほしいと思います。
豊予ルートで四国と九州がつながることで、これまで交流が盛んではなかった両地域間での人の交流や経済効果などが掘り起こされてつながりが深くなったり、災害時などでのリダンダンシー効果が高まり(特に四国は3ルートとも本州と橋でつながっておらず、通行止めのリスクがある)、救援活動などが迅速に行われるなど、互いの地域にとって良い効果をもたらすと思います。
また、大分県の独自調査で大分と松山間をトンネルで結んだ場合の費用便益比は1.19(他にも将来的に3.3になる可能性もある)と費用対効果も良く、そこに岡山ルートを組み合わせれば相乗効果も期待でき、国に提言する際に、より説得力が増すと思います。
他にも現行の岡山ルートがうまくいかない場合(瀬戸大橋の騒音問題や過去にミニ新幹線を導入しようとして断念したことなどから)の保険にもなり、「四国と九州を結ぶためにも新幹線は必要」という理由だけでも新幹線を導入するのに大きな説得力があると思います。
岡山豊予ルートとなると建設費の増大は避けられませんが、これから物価やコストが高まっていくからこそ、初期の段階で豊予ルートも作ってほしいと私は思います。
現在、大分と愛媛が中心となって「豊予海峡ルート推進協議会」が活動しておりますが、そこに香川も加わって、より四国新幹線実現に向けて活動したり、知事同士での会談に加わってほしいと思いますし、何より徳島や高知にも呼び掛けて四国一体で「岡山豊予ルート」を実現してほしいと思っております。
最後になりましたが、関係者や関係地域には頑張ってほしいです。

回答内容

メールを拝見しました。
新幹線は、高速道路と並ぶ基礎的な社会経済の基盤であるとともに、観光や産業面での広域的な人流を呼び込むためには不可欠な基本的インフラです。新幹線が開通した地域のにぎわいの増加を見ても、新幹線がもたらす広域的人流の活性化への効果は明らかになっています。
また、新幹線は過去の地震などの大規模災害時には比較的早期に復旧したとの報告もあることから、その早期実現を図ることは重要であると考えております。
そのため、県では、四国各県や経済団体と連携し、「四国新幹線整備促進期成会」を中心に、将来的な海峡部分の整備も視野に入れながら、まずは本州四国連絡ルートでは唯一の道路鉄道併用橋であり、新幹線規格で整備されている瀬戸大橋を有効活用し、岡山から四国の4県都を結ぶ新幹線の早期実現に向け、国への要望や啓発活動を行っているところです。
ご提案いただいたように、将来的に海峡部分が整備されれば、西日本に広域な交流圏が新たに形成されることが考えられます。
引き続き、四国の新幹線の早期実現に向けて、基本計画路線の整備計画への格上げに向けて活動している他の地域とも連携・協力しながら、さらなる理解促進や機運醸成に積極的に取り組んでまいります。

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