ご提言等の内容（観光キャンペーンについて）

受付年月日

2023年02月17日

回答年月日

2023年03月03日

テーマ

観光キャンペーンについて

提言内容

来季は島への誘客キャンペーン的なものを聞きましたが、具体的にはどのようなことを実施するのでしょうか。新型コロナウイルス感染症の影響でここ数年、首都圏や関西圏からのお客さまが減り、特に大型の団体顧客の激減は本当に痛いです。県民割もあって近隣県のお客さまが来られるようになったのは頼りの綱でしたが、やはり首都圏、関西圏に比べれば心もとないのも現状です。島への誘客に力を注ぐというのは本当にありがたいことだと思っています。その上で私の提言としては、首都圏、関西圏を中心とした誘客に力を入れるべきだと思います。この施策の鍵を握るのは全国に展開する大手旅行会社とのタイアップだと思います。私も幾度となく旅行会社にはお世話になっていますし、彼らの誘客パワーはすさまじいものです。新型コロナで旅行会社も苦境に立たされていますが、5類感染症になることを考えれば、来季が新型コロナ前の観光に戻すべきターニングポイントかと思います。来季は全国での観光客の取り合いが加熱することが予想されますので、先手先手を打っていただき、多くの観光客の誘客をお願いいたします。

回答内容

メールを拝見しました。
県内の観光関連産業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、過去に類を見ない甚大な影響を受けており、県では落ち込んだ旅行需要の回復を図るため、年間を通じた宿泊助成などを行うほか、地域の観光資源を活用した体験コンテンツの造成や2泊3日以上の周遊モデルプランを作成し、首都圏や関西圏の旅行事業者に対して商品化を継続的に働きかけるなど、観光需要の早期回復と観光関連消費の喚起に取り組んでいます。
また、来年度（2023年度）は、瀬戸内海の魅力を生かした島旅による国内誘客の推進を図ることとし、島での観光に加え、ごみ拾いや草刈りなど、島内でのお手伝いを行う「島お手伝い旅」や、島での体験とアート、絶景などを巡る「島滞在旅」、クルーザーなどで島を巡る「島クルーズ旅」の3つの新ツアーを造成し、旅行商品として販売する「島に行こうキャンペーン」を実施したいと考えております。実施に当たっては、ご提言にもありますように、全国展開する大手旅行会社とのタイアップのほか、これまで同様、首都圏・関西圏の旅行事業者にも送客を働きかけてまいります。
観光分野における地域間競争の激化が想定される中、国内外の多くの観光客に本県を旅行先として選んでいただけるよう、各市町や観光協会、旅行事業者と密に連携し、観光需要の回復に向けた取り組みを着実に進めてまいります。