ご提言等の内容(病院の予約受付の電子化や小児科の拡充について)
受付年月日
2022年11月05日
回答年月日
2022年11月18日
テーマ
病院の予約受付の電子化や小児科の拡充について
提言内容
病院(民間の小規模医院を含む)の予約受付の電子化を推進できないでしょうか。
インターネットで予約できる病院も増えていますが、いまだに電話予約だけ、窓口受付だけの病院が多数あります。
最近では、新型コロナによる発熱外来のため、電話での問診もあるため、平日でも数時間電話がつながらない状態が続いています。
予約が取れても混みあっていて何度も確認のために電話をしたり、窓口に行ったり、待合室や駐車場の車の中で長時間待たされることもあります。
インターネットを活用した予約、待ち人数の確認ができるシステムを一斉に導入することはできないでしょうか。
また、小児科の新設・増設、医師の増員をできないでしょうか。
三豊・観音寺で小児科の数が少ないため、患者が集中していつも混みあっています。(小児科専門は観音寺に2軒のみ)
先日、1歳の子どもが風邪をひき、土曜日にかかりつけの小児科で診察してもらおうとしたものの、電話がつながらずに諦めました。
翌日、さらに体調が悪化したため、休日当番医に連絡したものの、1歳の子どもは診察できないと断られました。
このままでは、子どもが満足な治療を受けることができません。
ぜひ対策をお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。
本県の医療に関するご提言を頂き、ありがとうございます。
医療機関の診療予約の電子化については、医療機関によって外来受診の状況などが異なるため、各医療機関が、自院の状況や来院の患者様の利便性などを総合的に考慮した上で、導入の可否を含めて判断しています。
医療機関ごとに仕組みが異なり、電子的な診療予約システムを一律に導入することは難しいことから、県としては、医療情報サイト「医療ネットさぬき」上で、医療機関の各種機能情報を提供し、県民の皆さまの効率的な受診を支援するなど、身近な地域で必要な医療を受けられるよう、取り組んでいます。
また、小児科の拡充については、県内でも地域によって各診療科の医師数が異なる地域偏在があることから、県では、小児科などの県内で不足する診療科に医師が増えるよう、医学生に対する奨学金制度などを設けています。
また、県では、午後7時から翌朝8時までの夜間に、看護師などが小児の急な病気などの相談に応じる電話相談(電話♯8000)を実施するなど、小児救急医療の充実に向けて積極的に取り組んでいます。
引き続き、これらの取り組みなどを通して、県民誰もが、いつでも適切な医療を享受できる体制づくりを進めてまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。