ご提言等の内容(香川における「田園都市構想」について)
受付年月日
2024年07月29日
回答年月日
2024年08月06日
テーマ
香川における「田園都市構想」について
提言内容
日々のご精励感謝申し上げます。私たち観一高の大先輩大平正芳元総理が提唱した田園都市構想については、政府において、また政治家において誰も発信することなく、忘れられ過去のものとなっております。
香川においては、都市としての機能が充実しており、海や山、平野に抱かれた住みよい環境が整備されると全国のどこより住みよい田園都市になれます。
知事においては、香川における田園都市構想の推進について、ご検討をお願い申し上げます。
回答内容
お手紙を拝見しました。
私たちが暮らす香川県は、ご意見いただいたとおり、穏やかな気候と美しい瀬戸内海や緑あふれる県土に恵まれ、道路や空港、港湾などの産業基盤や都市機能も整備されているなど、今後のさらなる発展に向けて、全国のどの地域にも劣らない潜在力を持っております。
こうした潜在力をさらに高め、最大限に生かす取り組みを推進し、本県の新しい活力と魅力を創出するとともに、山積する諸課題に正面から向き合い、県民生活と郷土の発展に取り組む必要があると考えており、昨年10月、「人生100年時代のフロンティア県・香川」実現計画として、本県の県政運営の指針である総合計画を見直しました。
「人生100年時代のフロンティア県」を目指すに当たっては、瀬戸内海や平野の多い本県の地の利を生かした製造業や物流業の企業誘致や、農林水産業の振興などにより産業基盤の強化を図り経済力をつけることのほか、これら自然環境を生かした観光・文化の振興などに取り組み、美しくにぎわいのある生活を享受できる県土づくりを進めていくことが重要と考えています。
この考えのもと、総合計画に沿って具体化を進め、大平元総理が提唱した「田園都市国家構想」の実現を香川がけん引していきたいと思います。