ご提言等の内容(香川県生まれのニホンコウノトリの鳥類保護について)
受付年月日
2025年05月10日
回答年月日
2025年05月26日
テーマ
香川県生まれのニホンコウノトリの鳥類保護について
提言内容
野生のニホンコウノトリが四国でも繁殖し定着が話題になっていますが香川県でも野生のニホンコウノトリが飛来しやすいようにビオトープの整備やいろいろ強化してほしいです。人工巣塔の設置の事で要望としては、佐賀県白石町にある人工巣塔と福岡県朝倉市にある人工巣塔を参考に検討をお願いします。香川県生まれの野生のニホンコウノトリが安心して巣立てるようにカラス避けの人工巣塔の設置の検討をお願いします。また人工巣塔の設置ヵ所も検討してくれたらありがたいです。
香川県生まれの野生のニホンコウノトリに関しての意見交換やモニタリング調査、またアンケート調査を行いながら是非とも検討をお願いします。
回答内容
メールを拝見しました。
香川県では、令和5年4月にまんのう町でコウノトリが電柱に営巣し、はじめてヒナのふ化が確認され、同年7月には巣立ちを確認することができました。
この営巣が確認された電柱については、コウノトリの巣を保全するため、電線路の移設工事を行い、人工巣塔として整備しています。
また、令和6年5月には、コウノトリが生存できる豊かな自然環境を保存していくことを目的として、地域住民や日本野鳥の会香川県支部、行政機関などから構成される「まんのう町コウノトリを見守る会」が発足し、定期的に情報交換会を開催しています。
このような活動により、本年4月には、3年連続でコウノトリのヒナが誕生したところです。
コウノトリの保護については引き続き、関係機関との連携を図り、飛来しやすく、安心して繁殖できる環境づくりに努めてまいります。