ご提言等の内容(公共交通の利用者減少対策について)
受付年月日
2024年01月28日
回答年月日
2024年02月09日
テーマ
公共交通の利用者減少対策について
提言内容
先日施行された「改正地域公共交通活性化再生法」に基づき、香川県が「県地域公共交通計画」を設置し、その骨子案が示されました。
内容的には、かなりのずれがあると思いますが利用者減少対策について提言させていただきたいと思います。
現在、小中学校の遠足は、バスに乗って近くの行楽地などに行っているようですが、例えば小学校高学年については、公共交通機関を利用した遠足にしてはどうでしょうか。また、中学生については、自分たちで目的地や行程計画を決める遠足にしたいものです。
こうすることによって、乗車マナー、社会秩序などの習得ができるだけでなく、子どもの頃にこういった体験をすることにより、大人になったときに抵抗なく、通学、通勤の手段として公共交通機関の選択につながるのではないでしょうか。
わずかではありますが、地道な努力が公共交通機関の利用客増につながるものと思います。
回答内容
メールを拝見しました。
「香川県地域公共交通計画」は、利用者の減少などにより公共交通を取り巻く環境が厳しさを増している中、本県の鉄道やバスなどの公共交通を維持・活性化させていくため、交通事業者や行政などの関係者が、公共交通の将来目指す姿とその実現に向けた施策の方向性を共有し、連携・協働して取り組むために策定しているものです。
また、学校の校外学習につきましては、子どもの状況に応じて各学校の判断で行っております。「中学生については、自分たちで目的地や行程計画を決める遠足にしたい」というご提案につきましては、特別活動における教育支援の在り方として大切な点であり、発達段階や各学校の実態に応じて、そのような生徒の主体性を育む取り組みを推進していく必要があると考えております。
本県では、小・中学生に限らず多くの方に公共交通をご利用いただくため、関係機関などと連携し、公共交通への理解を深め利用促進を図ることを目的とした「公共交通利用促進キャンペーン」を実施しているところです。
引き続き、公共交通の利用促進に取り組むとともに、県全体で利便性と結節性に優れた持続可能な公共交通ネットワークの構築に向け、市町や事業者と連携して施策を推進してまいります。
公共交通に関すること:交通政策課
小中学校の校外学習に関すること:義務教育課