ご提言等の内容（身体障害者スポーツ基金、クラブ活動助成金運用の見直しについて）

受付年月日

2023年07月12日

回答年月日

2023年07月28日

テーマ

身体障害者スポーツ基金、クラブ活動助成金運用の見直しについて

提言内容

現在、公益財団法人香川県身体障害者団体連合会が、香川県より委託され、障害者スポーツ活動助成金の委託・運用をしていますが、○○（市町名）身体障害者協会が平成29年3月末日をもって香川県身体障害者団体連合会を脱会したことにより、○○に居住している身体障害者は、障害者スポーツ活動助成金の対象から、除外されました。
香川県税を○○住民は除く、また、特定の身体障害者団体に加入しなければ、対象外とする決定。このことについて、香川県身体障害者団体連合会に強く抗議しましたが、いまだに無視されています。
この香川県身体障害者団体連合会におけるスポーツクラブ助成金については、一定の役割と責務を果たせたと考えておりますが、スポーツの育成を書類申請のみしかしていなく、本来の障害者スポーツの育成をしてきませんでした。
現在、香川県障害者スポーツ協会が設立されたので、香川県身体障害者団体連合会へのスポーツ基金クラブ助成金事業が終焉（しゅうえん）したと考えます。
香川県の全ての障害者スポーツ委託事業を、香川県障害者スポーツ協会に早急に、統一すべきと考えます。
香川県身体障害者団体連合会への香川県障害者スポーツ基金運用業務を、速やかに解散し、香川県障害者スポーツ協会にその使命と財産基金の運用を移管し、香川県民の障害者を対象とした運用をすべきだと考えます。
香川県は、事実関係を確認し、障害者スポーツを発展すべきだと考えています。

回答内容

メールを拝見しました。
公益財団法人香川県身体障害者団体連合会は、障害者福祉の向上と発展のため、昭和30年8月に設立され、現在、県内市町の身体障害者団体12団体と障害別5団体の計17団体を加盟団体として組織され、各種事業を行っています。
平成5年に県からの出捐（しゅつえん）金により、同連合会が香川県身体障害者スポーツ基金を設置し、その運用収益を財源として、同連合会の加盟団体の会員が所属するスポーツクラブに助成金を交付しています。
ご意見いただいたように、○○身体障害者協会が平成29年3月に同連合会から脱退したため、当該助成金の対象となっていないことは、承知しています。
県としては、県全体の身体障害者スポーツ振興に資するよう、全県民が対象となることが望ましいものと考えておりますが、同連合会も規程に基づき会員に対して事業を実施しており、一定の役割は果たしていると考えております。また、いただいたご意見については、同連合会にお伝えいたします。
なお、香川県障害者スポーツ協会は、主として競技力の向上を目的としていることから、同連合会とは役割が異なっており、ご指摘のあった全ての障害者スポーツに関する事業や基金運用業務を同協会に移管することは、直ちには難しいと考えますのでご理解ください。