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公開日:2024年11月13日

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ご提言等の内容(学校で使用するパソコンの持ち帰りについて)

受付年月日

2024年10月24日

回答年月日

2024年11月05日

テーマ

学校で使用するパソコンの持ち帰りについて

提言内容

小学校で児童それぞれにパソコンが与えられ、自宅に持ち帰って充電するようになっていますが、直ちにやめさせてください。〇〇市で問題になったように、充電は学校でやるべきであって、持ち帰らせて充電させるのはおかしな話です。
そして問題の核心は、もちろん充電ではなく、おざなりなフィルタリングしかしていないパソコンを子どもに持ち帰らせることです。家庭のパソコンはガチガチにフィルターを入れて、そう簡単にセキュリティが破られないようにし、有害なページにアクセスしたり、ムダに延々と動画を流し見るなどということがないように、手間と費用をかけて対応しているのに、学校がこんな余計なものを子どもに渡すから、気がつけば勉強もせず動画ばかりを見ています。こんなものがなかった上の子に比べ、下の子は動画漬け、ネット中毒度合いが目に見えてひどいです。
もちろん、家庭では口うるさく注意して、学校から持ち帰ったパソコンを取り上げたりもしていますが、気がつくとそのパソコンでくだらない動画を見ています。夜更かしもひどいです。残念ながらすでにネット中毒です。家庭での注意が至らなかったのかもしれませんが、そもそも、こんな害悪の顕著なものを教育委員会が子どもに渡すから、余分に注意もしなければならなくなるのです。ギガスクールかなんかしらんけど、机上ではなくもっと現場を見て、ちゃんと考えてほしい。
直ちにパソコンの持ち帰りをやめさせてください。家庭にパソコンがなくデジタルディバイドが不安というような家庭があれば、個別に申請して持ち帰りを例外的に認めるようにすればいいのです。スウェーデンやフィンランドなど学校でのパソコンの導入の早かった地域では、それによって学力が低下したと考えざるを得ない状況となっており、必要な時だけパソコンを活用し、むしろ読書を重視する方向に原点回帰してきています。「スクリーンの前で過ごす時間は最小限にすべきで、何時間も費やすのではなく、それより少ない時間にするべきだ」ということのようです。
香川県にはネットゲーム条例という先進的な条例があるではないですか。ネットゲーム条例の精神を尊重すれば、学校からパソコンなど断じて持って帰らせるべきではありません。直ちに持ち帰りをやめてさせてください。また、学校での活用ももっとメリハリをつけるべきです。

回答内容

メールを拝見しました。
児童生徒一人一人に配備された学習者用端末の家庭への持ち帰りについて県教育委員会に確認したところ、平常時から、持ち帰ったICT端末を活用して自宅などで学習を行うことは、家庭学習を充実させる観点や、臨時休業など非常時における学びの継続を円滑に行う観点からも有効であり積極的に取り組むよう、また、その前提として、適切なフィルタリング設定などを行い、安全・安心に学習を行える環境づくりに取り組むよう、文部科学省から通知がなされており、県及び市町の教育委員会を通じて、各学校に取り組みを求めているとのことです。
また、各学校においては、国の学習指導要領に沿った授業の中で、情報モラルや情報セキュリティなどが指導されており、児童生徒の健康面なにも配慮しながら、日々の授業が行われています。県教育委員会では、今後も市町教育委員会と連携して、安全・安心なICTの利活用を推進していくとのことです。
なお、児童一人一人に配備された端末の充電については、学校を所管する市町教育委員会によって取り扱いが異なると聞いていますので、ご理解をお願いいたします。

担当課

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