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公開日:2023年02月24日

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ご提言等の内容(船の体育館について)

受付年月日

2023年02月08日

回答年月日

2023年02月16日

テーマ

船の体育館について

提言内容

(1通目)
旧県立体育館の解体の予算を付けたとネットニュースで見て、とても悲しい思いをしています。
私は体育館の近くで育ち、○○高校に通い、各クラスで体育館まで見学に来て全員で写真を撮った思い出は忘れません。自慢の体育館でした。数年前より閉館になっていて、さびしそうでつらそうな体育館を見て心が痛む思いでした。文化芸術の街として美しい高松市が、なんとも悲しい判断をされるのでしょうか。県庁と同じ丹下健三さんが設計した私の誇りである大好きな体育館がなくなるのはつらすぎます。知事が変わり希望が持てたのですが、本当に努力して残していただきたいと思う気持ちでいっぱいです。
(2通目)
私は●●(県外)に住んでいますが、近々に高松に帰り住むつもりです。父と母がずっと住んでいた◇◇町に住みます。体育館がなくなったら悲しすぎます。県外にいても帰郷するといつも待っていてくれた体育館がなくなると、高松に住むことさえつらすぎてできません。父と母との思い出がなくなる気がして、私個人の思いですがとてもつらいです。思い切って手紙を出しました。私の大好きな高松市をどうか守っていただきたいと思います。
私だけではなく多くの思いが詰まった船の体育館を助けてください。
涙が止まりません。
ほこりだらけになり、かわいそうでなりません。
どうかよろしくお願い申し上げます。
(3通目)
私は現在60才を過ぎていますが、小さい頃に出来た体育館でよく遊びました。現在も県庁にもある、まるいイスの上で(これは体育館に同じものがあります)、小学生の頃転がって遊びました。芝生では、高松市の花火を家族で見ました。若い頃、「家どこ」と聞かれると、競輪場の近くというのは言いにくく、船の体育館の近くといつも言っていたものです。
母はいつも競輪の捨てていった券を掃除してきれいにしていました。その当時、競輪場はすごい人で、わが家の車も盗まれるほどでしたが、父と母は◇◇町が好きで、その思いは船の体育館が支えてくれていたのだと思います。どんどん埋め立てて朝日町が延びていき、子どもの頃父と海へ貝を取りに行ったことも夢のようです。美しい高松が大好きで自慢の私です。希望がなくなってもふるさとを愛していますが希望の星をなくさないでください。心よりお願いします。

回答内容

お手紙3通を拝見しました。
閉館後も、なお旧県立体育館に対し深い愛着を持っていただいておりますことに感謝申し上げます。
旧県立体育館については、教育委員会において、平成26年9月の閉館以降、県や民間事業者などによる利活用の可能性を考えながら、そのあり方を慎重に検討してきました。
このうち、県としての利活用は、新たな県立アリーナの整備が進む中、体育館としての役割を既に終えていること、現在、旧県立体育館の規模に見合う施設の整備は予定していないこと、建物の規模や構造、仕様などから、多額の耐震改修費などの費用を投じて他の用途に転用することは現実的ではないことから、県として利活用することは現実的でないと判断いたしました。
また、民間事業者から利活用の方法などについて広くご提案をいただくため、昨年度(2021年度)に実施したサウンディング型市場調査において、さまざまなご提案をいただいた一方、資金の面では、民間事業者が県の財政支援などを受けることなく単独で持続的な運営を行うことは難しいと認識しました。
こうした状況の中、旧県立体育館の前面(西側)の道路が、大規模な地震が発生した場合の緊急輸送路に指定されていることから、現在の状態を長く続けることはできないと判断し、苦渋の選択ではありますが、解体する方針を固めたところです。
県といたしましては、スポーツとにぎわいの拠点となる県立アリーナの整備を進めるとともに、旧県立体育館については、その記録を保存し、後世に残していくことを検討してまいります。

担当課

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保健体育課

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087-832-3767

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