ご提言等の内容(国道438号の4車線での開通について)
受付年月日
2022年08月11日
回答年月日
2022年08月26日
テーマ
国道438号の4車線での開通について
提言内容
数年前になりますでしょうか、国道438号を32号まで開通させるため、先祖から代々受け継いできた土地の立ち退きを余儀なくされました。先祖代々受け継いできた土地であり、この土地を失うことに当時は大変心苦しい思いでいっぱいでしたが、この438号は中讃地域における主要幹線道路であり、32号まで開通することで多くの方々の利便性の向上や災害時の緊急連絡道路として活用されることなどの説明を受け、そうであれば先祖にも顔が向けられると思い土地を提供しました。今でも後悔はございませんが、いつまで経っても4車線で32号まで開通するメドがないのが現実です。工事途中の道は草が生い茂り手入れもされていなく、2車線で開通している道も中途半端で電灯もきちんと整備されてなく夜道は暗く危ないなど、開通に向けた本気の姿勢が見えません。こう思うと、あの時土地を渡したのを後悔する時もあります。私もいい年になりました。私の生きているうちに4車線での開通する景色が見られるか不安です。退任前ですが、今一度、初心に立ち帰り、1日でも早い開通ができるよう現場への指示をお願いしますとともに、次の知事へもよろしくお伝え願います。
回答内容
メールを拝見しました。
国道438号は、中讃地域を南北に貫く主要な幹線道路であり、また、坂出インターチェンジへのアクセス道路でもあることから、かねてよりその整備に努めてきたところです。
現在は、丸亀市飯山町の飯山工区約5.1キロメートルおよび同綾歌町の綾歌工区約0.7キロメートルの整備を進めており、これまでに坂出市側から県道善通寺府中線までの約1.8キロメートルを4車線で供用し、県道善通寺府中線から県道善通寺綾歌線までの約1.3キロメートル区間は、平成29年4月に事業効果の早期発現を図るため暫定2車線で供用したところです。未供用となっている県道善通寺綾歌線から南の約2.0キロメートルの区間については、平成24年度から設計に着手し、用地取得のご協力をいただきながら、順次、埋蔵文化財の調査や道路整備工事を進めていますが、厳しい財政状況の中、本区間についても事業効果の早期発現を図るため、まずは暫定2車線による早期供用を目指したいと考えております。
なお、道路照明灯については、交通状況や周辺の土地利用状況などを考慮し、地元関係者との調整が整った箇所から設置を行っており、ご意見をいただいた暫定2車線の区間では、これまでに県道善通寺綾歌線との交差点などに6基を設置しています。また、供用していない部分については、草刈などの適切な維持管理に努めてまいります。
今後も県民の皆さまが安全で安心に道路を利用できるよう適切な道路整備に努めてまいります。