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公開日:2023年11月10日

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ご提言等の内容(南米周年行事後の北米セレモニーに関する虚偽記載について)

受付年月日

2023年10月17日

回答年月日

2023年10月30日

テーマ

南米周年行事後の北米セレモニーに関する虚偽記載について

提言内容

今年(2023年)6月、ブラジル県人会等の周年行事に参加する知事の訪問団事業の業務委託を公募する際の添付資料「行程案」には、
◆11月17日に「ハンティントン財団庭園セレモニー出席」が明記されていました。
その後、県議会に提案された南米・北米「議員派遣の件」の添付資料にも、
◆11月17日に「ハンティントン財団庭園セレモニーに出席」が明記され、しかも、
◆「派遣の必要性」の項目では「ハンティントン財団庭園セレモニーに出席」が「必要性」の根拠にされていました。
南米では県人会の周年行事が実施されるのに対して、
◆北米では周年行事がないので、
コロナ前に、しばしば使われた便法である「県人会との懇談会」なる昼食会を、北米派遣の根拠にせざるを得ませんが、それでは必要性があまりにも薄すぎるので、
◆「庭園セレモニー」を目玉にしたと考えるのが順当でしょう。
しかし、
6月から7月、ロサンジェルスに住む複数の友人を通じて、ハンティントン財団関係者や庭園の関係者、さらには移築した丸亀古民家の関係者まで幅広く情報を聞いてもらったのですが、
◆11月中旬の「ハンティントン庭園セレモニー」などない、
という返事ばかりが返ってきました。
そこで、県庁の4カ所ほどの関係部署に、私がいろんな職員に「セレモニー」について聞いて回ったことと、マスメディア報道も併せると、
◆11月中旬の「ハンティントン庭園セレモニー」など全く決まっていない、
という共通した答が返ってきました。
この状態のまま、7月10日の県議会本会議で、北米も含む議員派遣が決まってしまいました。
その後、9月15日、知事公室国際課などによる記者発表で、
◆「ハンティントン財団庭園セレモニー」はなくなった、
という衝撃的な事実が明らかにされました。
となると、
◆セレモニーに関する「虚偽記載」内容を全議員が信じて
北米への議員派遣を決めてしまったことになります。
しかも、ハンティントンからの「招待状」の日付が議会決議より10日も遅い事実は、
◆こちらの日程を押し付けてセレモニーを作り出そうとしていたことに対する、
ハンティントン財団側の気持ちの表現ではないでしょうか。
北米日程の追加による県民の超過負担は、南米だけに比べると数百万円多くなっています。
北米側にも全くなく、県庁各部局にも全くなかった
◆「11月17日ハンティントン財団庭園セレモニー」なる虚偽情報に基づいて、
北米派遣が決まってしまったことの責任は知事にもあります。
キャンセル料はかかりますが、幸いにも派遣議員が半減したので予算的には何とかなると思いますので、
◇今からでも、北米日程の取りやめを、知事の英断で実現してください。
◇古民家オープニングは、11月ではなく今週末ですから、オンライン映像出演で、挨拶すべきです。

回答内容

メールを拝見しました。
今回の南米・北米派遣のうち、アメリカ合衆国ロサンゼルス市では、栗林公園と姉妹庭園協定を締結したハンティントン財団庭園を訪問し、両庭園の友好関係の強化を図るとともに、現地香川県人会を訪問し、関係強化と友好親善に努めます。
そのほか、在ロサンゼルス日本総領事館やジャパン・ハウスロサンゼルスなどの公的機関、日系スーパーなどを訪問し、香川県とロサンゼルスとの経済社会交流の展開につなげることとしています。

ハンティントン財団庭園への訪問については、令和4年7月に前知事が南カリフォルニア香川県人会長と面談を行った際、ハンティントン財団からのメッセージとして、「令和5年秋頃に丸亀市の古民家が移築されるので代表団を派遣して見学していただきたい」旨が伝えられました。その後、南米を含めた各訪問先とのスケジュール調整を進める中で、訪問団の派遣は、令和5年11月10日(金曜日)から19日(日曜日)の10日間となり、一方で、ハンティントン財団庭園での古民家の移築完了は令和5年10月頃となりました。
結果として、移築完了時期が県の南米訪問のタイミングと合わず、別の日程で訪問するよりも、今回の南米訪問の経由の際に合わせてハンティントン財団庭園を訪問する方が、より合理的かつ経済的であると考え、行程を組んだものです。

なお、本年(2023年)6月の訪問団派遣業務の委託先公募の段階では、オープニングセレモニーとは別に、式典など何らかのセレモニーが開催される可能性があったため、公募資料には「ハンティントン財団庭園セレモニー出席」と記載したところです。
その後、先方との調整を進める中で、セレモニーはなく、庭園と古民家の視察や、昼食会、意見交換会を開催することとなったため、公表資料の記載は「ハンティントン財団庭園訪問」としました。

ハンティントン財団からの招待状につきましては、当初、先方は南カリフォルニア県人会長からの口頭によるご案内のみとするお考えであることを確認したため、県から改めて書面によるご案内をお願いしたところ、7月に招待状が送付されたものです。

今回の南米・北米訪問は、いずれも先方からのお招きに応じて行うものであり、また、今回の訪問を通して、庭園や古民家の見学にとどまらず、今後の交流促進につなげていけるよう、具体的な意見交換や新たな提案などを行ってまいりますので、ご理解ください。

○南米・北米訪問団派遣について
URL https://www.pref.kagawa.lg.jp/kokusai/i_relations/haken.html

南米等訪問の行程に関すること:国際課
県議会議員の派遣に関すること:議会事務局総務課

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