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公開日:2022年09月09日

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ご提言等の内容(旧統一教会問題に関する記者会見のお願いについて)

受付年月日

2022年08月28日

回答年月日

2022年09月02日

テーマ

旧統一教会問題に関する記者会見のお願いについて

提言内容

旧統一教会と創始者を同じくする団体のイベント「ピースロード2022イン香川」の後援名義使用を香川県が承認していた反省から、今後は「慎重な審査に努めてまいります」との浜田知事の回答をいただきました。しかし、後援を取り消せば、香川県と旧統一教会とは無関係だから、県民に対する説明は必要ないとお考えでしょうか。私もできることならそうであってほしかったです。
しかし、去年(2021年)10月に発行された「福祉香川486号」には、香川県社会福祉協議会(県社協)が世界平和統一家庭連合観音寺家庭教会から「多分のご寄付を賜りました」と掲載されています。県社協が旧統一教会からお金を受け取っていた事実が明らかになってしまった以上、県民として私も沈黙を守ることができなくなってしまいました。知事が、もしも、香川県は県社協とは別団体だから知らないとおっしゃるとしたら、それは、旧統一教会がUPF(天宙平和連合)とは別団体だから知らないと言っているのと同じではないでしょうか。申し上げるまでもなく県社協の会長は香川県副知事で、知事がそれを知らないなどということはあり得ないからです。
8月25日のTBSニュースによれば、番組が入手した「(旧統一教会の)教団関係者に配られたとされる内部文書(2011年)」には、日本全国を12の地区に分け、さらに64の教区に分けて、献金の目標額に対してどれだけ達成されたかがパーセントで表示されています。全国12地区のうち、四国地区は献金目標達成率136%と堂々の第一位。中でもわが香川県は、何と152%と全国第4位の成績をおさめていますが、これは、ノルマ達成のため、各地区、各教区がどれだけ不足しているかを示し、ムチで叩く意味合いがある(全国霊感商法対策弁護士連絡会)とのこと。この報道が本当なら、県社協が受け取ったお金は、県民その他の人々から吸い上げたお金ということになってしまいますが、それでも、新旧の香川県知事さんは「関係ない」で済まされるのでしょうか。
県が存在する意義は、究極的には県民の生命・財産を守ることのはず。ところが、いまの香川県は、旧統一教会という反社会的勢力が、県民の生命・財産を脅かすことに加担しているばかりか、そこで巻き上げたお金と知りつつ受け取っていることになってしまいます。
本日、8月28日は、折しも香川県知事選挙の投票日。引退される方も、新たに就任される方も「慎重な審査に努める」とか「適切な対応を行う」とかではなく、実際の記者会見の席で「受け取ったお金は返す」「旧統一教会およびその関連団体とは二度とかかわらない」「県政刷新のため徹底的な調査を行う」とはっきり宣言してくださるようお願い申し上げます。

回答内容

メールを拝見しました。

香川県社会福祉協議会に確認したところ、世界平和統一家庭連合観音寺家庭教会からバザーの売上金を県内の社会福祉事業に役立ててほしいとの趣旨で寄付の申し出があり、善意の寄付金としてお預かりしたものですが、今般、世界平和統一家庭連合が社会的に非難されている事態を踏まえ、今後の当該団体への対応については関係性に疑念を持たれないようにしたいとのことでした。

なお、県といたしましても、県民の皆さまに疑念を抱かれることが無いよう対応してまいりますので、ご理解をお願いいたします。

担当課

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