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公開日:2022年09月09日

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ご提言等の内容(県内の救命医療の現状について)

受付年月日

2022年08月21日

回答年月日

2022年09月02日

テーマ

県内の救命医療の現状について

提言内容

私は県内で救命医療に従事している医療者となります。
知事は現在、県内の救急医療がどれほど切迫しているかご存じでしょうか?
どれだけ対策をしていたとしても、入院患者や病院スタッフにコロナの患者が出てしまい、マンパワー不足によりどの病院もベッドの数を減らさざるを得ない事態となっております。
救命医療の現場も同様で、ベッドの数が足りない、手術ができない、受け入れる人員がない、などさまざまな理由で受け入れができない病院が出てきております。西讃では受け入れられず、東讃や中讃の遠い病院へ運ばれることとなる事例も多々あります。
知事から県民へ、県内の医療が逼迫(ひっぱく)していること、救急車の適正利用をしてほしいこと、これらの現状を踏まえ、ここでできる感染対策などを行い気をつけることなど、会見を行い全県民へ周知する予定は無いのでしょうか?
現状の医療現場を視察されたことはありますか?現場はもう限界です。
私は幸いコロナにかかることなく元気なため働き続けておりますが、休んでしまったスタッフの穴埋めで急な勤務変更を行う、少ないスタッフで重傷な患者を受け入れるなど、もう疲労困憊(こんぱい)です。
いつまでこの状態を続けなければならないのか。私はコロナが流行し始めてから、病院から県外へ出ることを禁じられ、家族以外との会食も禁じられ、ずっと仕事との往復ばかり。ずっとずっと頑張ってきました。
旅行に行くなとは言いません。遊ぶなとは言いません。しかしながら、頑張っている医療者への感謝だけではもう現場は持ちません。
医療崩壊はもうすでに起こっていると私は思っています。本当であればすぐに助けられた患者も受け入れできない無念さが知事には分かりますか?それほど現場は逼迫しているのです。
今一度、知事として現在の医療の現状を把握して、働きかけてほしいです。
もうモチベーションが保てません。きっとこのままの状態が続くようなら私は心を守るために医療職を辞めてしまうでしょう。実際周りでも辞める人もいます。
このままではさらに医療は逼迫するでしょう。
何をしてほしいか、何を求めているのかと言われるとはっきりとは申せません。しかしながら、医療者への支援を何とぞよろしくお願い致します。
拙いまとまりのない文章ではございますが、今一度県内の医療についてお考えください。

回答内容

メールを拝見しました。

救命医療に従事されている医療者として、医療の最前線で、日々ご尽力されていることについて、厚くお礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大が継続する中、献身的に患者の対応をいただき、深く感謝いたします。
本県の医療提供体制は、2022年8月8日以降、病床確保使用率が50%を超え、入院調整に時間が掛かる事案が増えるなど、医療機関などへの負担が増大している状況にあったことから、「BA.5対策強化宣言」を行い、基本的な感染対策や感染リスクを低減させる適切な対策の徹底により、社会経済活動の維持と医療のひっ迫回避の両立を図ることとしています。
この宣言では、県民の皆さまに対して、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出の自粛などを要請しているほか、医療機関でのルールを守ることや、診療時間内に受診する、特に休日や夜間では、症状が軽い場合は翌日に受診することなどの協力をお願いしており、夜間に救急外来の受診などに迷う場合には、救急電話相談(一般向け救急電話相談:#7899、小児救急電話相談:#8000)の活用を呼び掛けています。
引き続き、社会経済活動の維持と医療のひっ迫回避の両立に向けて、「感染拡大を止めるには一人ひとりの意識が要(かなめ)」と呼び掛け、より一層の感染防止対策の徹底について周知してまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症患者の病床確保に関すること:感染症対策課
救急医療に関すること:医務国保課

担当課

担当

感染症対策課

電話

087-832-3937

担当

医務国保課

電話

087-832-3318

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部感染症対策課

電話:087-832-3937

健康福祉部医務国保課

電話:087-832-3318