ご提言等の内容(瀬戸内国際芸術祭の県民に対する不十分な説明について)
受付年月日
2025年03月21日
回答年月日
2025年03月28日
テーマ
瀬戸内国際芸術祭の県民に対する不十分な説明について
提言内容
瀬戸内国際芸術祭ですが、県民への説明があまりにもなさすぎる気がします。例えば、芸術祭に参加する作家さんの説明や、作品の説明についてです。ホームページを見ても、「とりあえず書きました」的な説明しかありません。そうであるなら、それを補足するための作品説明などのミニイベントなどを開けないかと思い、芸術祭事務局からの講師派遣の方法を探ってみたところ、あまりにも高すぎる金額設定と、やや上から目線な対応に正直驚きました。
多少なりとも、県民の税金を使っているわけですよね。どんな作家さんで、どんな意図で作品を作ったのか誰しも興味があるはずだし、県民がそれを知ることは芸術祭の盛り上げにもつながるはずです。県民全体がガイド的な役割ができるのは大きなメリットになるのではないでしょうか。
それをするのに、あまりにも高いハードルを設けているのは、一部の人たちだけが盛り上がりたいだけなのかな、と邪推してしまいます。
知事には、もう一度、芸術祭のスタンスを確かめていただきたくメッセージいたしました。
回答内容
メールを拝見しました。
芸術祭の作品の内容に関しては、作家本人が作成した資料を基に説明の文章を作成し、公式ウェブサイトや公式ガイドブックでご紹介しているところです。しかし、作品の制作意図などは、その文章だけでは十分お伝えすることが難しいことから、多様な方法により発信することが重要であると考えています。
現在は、開幕が近づき、具体的な作品制作が進んでいますので、その制作過程などをインスタグラムなどの公式SNSで発信しているほか、地元の新聞社やテレビ局からの取材を積極的に受け入れ、記事や番組などで取り上げていただいています。また、開幕の頃には新聞・テレビで特集記事・特別番組を予定しています。
今後は、芸術祭公式ウェブサイト上に芸術祭の準備・開催状況などをお伝えするブログを設ける予定にしているほか、県や各市町の広報誌などでも特集記事などを掲載する予定ですので、ぜひご覧いただければと思います。
なお、事務局からの講師派遣については、多数の依頼をいただいているものの、人員に限りがあり、全て対応することが難しいことなどから、誠に申し訳ありませんが経費を負担いただく形での対応としていますので、ご理解いただきますようお願いいたします。