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公開日:2025年07月02日

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ご提言等の内容(県立学校への適正なPTA運営に関する指導について)

受付年月日

2025年06月05日

回答年月日

2025年06月26日

テーマ

県立学校への適正なPTA運営に関する指導について

提言内容

令和7年度、○○高校に入学する際、入学当初に振り込む金額(入学金)の中に、PTA会費が含まれていました。
また、入学式当日、PTA団体の説明の中に、加入は任意であることの説明や、加入の同意を取ること(加入届などの配布)は無く、クラス全員が会員と見なされている前提で、役員決めをする運びにもなりました。
非会員になるにはどうしたらよいのか、という周知も、保護者に知らされておりません。

この件に関して、県教育委員会の高校教育課に問い合わせしたところ、県教育委員会から高校職員へは「その高校のPTAが任意であるか、任意でないのかについては、保護者に分かりやすく説明するように、と伝えています」との回答がありました。

1月24日の県知事への提言(県から学校への指導について)の中で「保護者会自体は、在園する全ての子どもたちのために、保護者が自発的に活動している任意加入の団体であると、国において示されており、県立学校においても任意の加入をお願いしているところです。」との回答がありますが、これは高校のPTAにも当てはまるという認識で合っていますでしょうか。

また2月20日の県知事への提言(学校・園職員への適正なPTA運営に関する情報提供について)の中で、「PTAに関する各学校への情報提供などについては、県立学校に対しては、県が設置していることから県教育委員会で行っています。」との回答がありましたが、上記の高校教育課担当者の回答では「各PTA(各学校)の考えによって、任意でも任意でなくてもどちらでもよい」と受け取れる発言内容でした。
PTA団体は憲法21条で保障されている任意の団体であり、保護者から明確な同意が無いオプトアウト方式の自動加入は、個人情報保護法や消費者契約法等の観点からもあるべきではないことが、きちんと情報共有されていないのではないかと不安になりました。

□□市教育委員会からは、毎年PTAの適正な運営についての冊子が発行されており、市内全ての小中学校においては数年前から、また幼保こども園においてもPTAの適正化が進んでいただけに、なぜ高校はいまだに旧来の体制のまま適正化されていないのか、と疑問です。現状は、PTAが任意か任意でないかの説明も無く、半強制的な加入という不適切な運営により、多数の保護者の人権や財産を侵害している可能性がある状況であることから、迅速に加入届の整備や任意団体である説明を行なっていただきたいと思っています。

県教育委員会職員、また高校職員に、適正なPTA運営に関する情報提供がきちんとされているのかどうか、また県としての見解と今後の対応について教えてください。

回答内容

メールを拝見しました。回答が遅くなり申し訳ありません。

PTAなどの学校関係団体への加入については、県教育委員会から各県立高等学校に対し、学校が作成する保護者などへの説明資料の見本を示したうえで、より丁寧な説明をお願いしているところです。
今回、○○高校では、××(日付)に開催した合格者及び保護者説明会において、PTAなどの学校関係団体について、各団体の加入形態(任意加入か否か)・目的・事業、会費、また、任意加入団体に関して加入に同意しない場合の手続きなどについて記載した一覧を配布し、説明を行ったとのことです。
今後も、学校や各教育団体に対し、周知、情報提供していくとのことですので、ご理解をお願いします。

・高校の対応に関すること:高校教育課
・PTAに関すること:生涯学習・文化財課

担当課

担当

高校教育課

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087-832-3754

担当

生涯学習・文化財課

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