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公開日:2022年06月03日

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ご提言等の内容(「高原水車」に関わる太田上町志度線(太田工区・六条工区)の工事について)

受付年月日

2022年05月01日

回答年月日

2022年05月23日

テーマ

「高原水車」に関わる太田上町志度線(太田工区・六条工区)の工事について

提言内容

陳情書:「高原水車」に係る一般県道太田上町志度線(太田工区・六条工区)に関して

ユーラシア大陸におけるアジアの西端に当たる地域・ウクライナでの戦争・紛争は、アジアの東端においても同様の問題を抱える可能性があります。
そのような中、地元の環境問題に関する諸事情を見ますと、多民族社会特有の紛争そのものは日本では幸い回避できているとはいえ、環境行政や道路行政は本当に住民本意で動いているかどうか、大いに疑問に思うところです。そこに住まう住民の意思が十分に反映しているのでしょうか。次の世代に地域社会を引き継ぐことは、個々の地域行政の最も重要な課題です。そしてそれが、大きな地球環境問題の解決に結びつき、新たな世界大戦の火種ともなるような事態を未然に防ぐ最良の手段と考えています。ローカルな世界から常に考えることが重要です。
ご存じのように、計画されている一般県道太田上町志度線(太田工区・六条工区)は、建設計画が進められており、古川の架橋も間近に迫っています。香川県、讃岐を代表する一つの文化遺産である「高原水車」そのものは、その道路計画からは外れているとはいえ、新たな市道拡張など、そしてその四車線の一般県道が通されることによって、非常に貴重な水系が破壊される危機的状況にあります。
「水車」は水循環の象徴です。また、小麦の製粉を長く持続していた高原水車はうどん県を代表する存在でもあります。それは水不足が常態である香川県において、長期にわたる住民の創意工夫の象徴でもあります。春日川水系全体を考えていくような行政が最も望まれます。
気候危機の時代に、また新たな道路建設は全く不要なのではないでしょうか。すでに建設が進んでいるこの状況で、全く取り合っていただけないような陳情かもしれません。しかし、人口減少が最短でもさらに50年間は続く現実を踏まえて、今、考えるべきは広大な道路を建設することでは断じてないと考えます。
そもそも、この四車線の一般県道そのものの計画を中止していただきたいと強く要望します。行政の手腕が問われます。この讃岐の道路行政は、とてもアジアの範とはなりません。もはや、旧来のような車社会の時代ではなく、人が自由に歩くことのできる社会が望まれます。自分自身の社会的責任として、強く要望する次第です。
昨日、高原家に残されている明治時代以降の千点以上に及ぶ文書群を見させてもらいました。それは、比較環境史の立場からすれば、さらにそれ以前にもさかのぼることのできる「持続」の結果としての高原水車であることも確認できました。数百年を優に超える持続性こそが、本来のSDGsの目的に叶うものと確信しております。
香川県知事として、次世代に残すべきは道路でしょうか。持続する生態系と共に生きる人びとではないでしょうか。ぜひ、この機会に、この計画を根本から見直す大英断を下し、世界に範たる環境立"国"讃岐を示されてはいかがでしょうか。一度、この計画を取りやめにすると考えるならば、住民たちが歩き、集い、生活することのできる無限の可能性がより良く見えてくると思います。

回答内容

陳情書を拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。

県道太田上町志度線のバイパスは、香川インテリジェントパークへの東西方向からのアクセス道路として、平成3年11月に都市計画決定された国道32号から県道高松長尾大内線までの都市計画道路成合六条線(約6.5キロメートル)のうち、高松市鹿角町の国道193号から、同市六条町の県道高松長尾大内線までの約5.1キロメートルの区間について、バイパス道路として整備を進めているものです。
このうち、国道193号から香川インテリジェントパーク東側までの約4.1キロメートルについては、平成30年2月までに4車線で供用を開始しており、現在は、香川インテリジェントパーク東側から県道高松長尾大内線までの延長約1.0キロメートルの区間を六条工区として整備を進めています。
この六条工区では、これまでに香川インテリジェントパーク東側から現道の県道太田上町志度線までの約130メートル区間について平成30年4月に暫定2車線で供用を開始し、残る約0.9キロメートル区間についても県道西植田高松線から県道高松長尾大内線までの約250メートルの区間の供用に向けて工事を進めるなど、地元関係者の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、鋭意整備を進めているところです。

陳情書にてご意見をいただいた高原水車は、「讃岐六条の水車及び関連用具」として平成28年3月に国の登録有形民俗文化財に登録されたものであり、六条工区と二級河川古川が交わる箇所の南西に位置しています。
このバイパス道路の整備は、高原水車自体に直接影響を及ぼすものではありませんが、バイパス整備に関連する市道や水路の付け替え工事のうち、水車に関連する施設へ影響を与える恐れがある工事については、これまでも関係者の皆さまと調整を行いながら検討を進めてきたところであり、引き続き、協議を行ってまいりたいと考えております。

このバイパス道路は、周辺の渋滞緩和、災害時の緊急輸送道路の確保や歩行者・自転車の安全性向上のために必要な道路であることから、引き続き、関係者の皆さまのご理解をいただきながら、整備を進めたいと考えておりますのでご理解いただきますようお願いいたします。

担当課

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道路課

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087-832-3533

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