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公開日:2023年09月01日

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ご提言等の内容(障害者就労支援事業について)

受付年月日

2023年08月12日

回答年月日

2023年08月22日

テーマ

障害者就労支援事業について

提言内容

私たちは現在、障害者就労支援事業○○(施設名)の利用者です。もう10年以上も前から、自家用車(手動運転装置付)で、広報活動や配達の仕事をして、工賃を頂き、それを自分の重要な生活の糧として暮らしてきました。しかし、先月いきなり事業所より支援の打ち切りを言い渡されました。その理由として、昨年来、県と事業所との数回のやりとりも含め、県知事からの勧告を受け、何とかそれらに対応すべくいろいろと検討を重ねたが、結果的にそれが困難と判断、支援の打ち切りになった、との丁寧な説明を受けました。
ただし、私たちは、10年以上もこの仕事で工賃を頂き、それを自分の重要な生活の糧として生計を営んできました。県と事業所とのやりとりに理屈はあるでしょうが、私たちにとっては、生活圏を奪われたとの思いです。そして今日の生活の問題なのです。このことで、ある県議にも相談しました。その県議は、私たちのために何らかの働きをしていただいているようです。その経過については、まだ聞いていませんが、知事に直接お願いするのが筋かとの思いもあり、お願いしました。
今まで10年以上もの間、大きな問題も無く、努力して懸命に作ってきた自分たちの暮らしが、急に大きな変化を強いられることに、どうしても納得ができません。何が起こったのだ、という気持ちです。自分たちにできることは、限られたものです。その限られた中から許容される範囲で挑戦、努力して獲得してきたものです。一般の経済社会の物差しは、経済合理性が中心軸で、私たちはいつもそこから外れています。その中で、何とか自分でできる社会的な役割を果たそうと努力しています。
池田知事、助けてください。長きにわたり自分でできる唯一の運転で工賃を稼いで、急にそれが無くなることの衝撃。私たちは、今日、明日の生活の問題に直面しています。よろしくお願いします。
【利用者複数人の氏名の記載あり】

回答内容

メールとファクスを拝見しました。
これまで10年以上もご自身でできる役割を担って工賃を得て、急にそれが無くなったことにより生活の問題に直面して不安を感じておられることと心中お察しいたします。
県では、これまで、当該事業所に対し、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に基づく適切な支援を行うこと、利用者の長所を生かした業務を新たに考えることなどを促してまいりましたので、まずは、今後の業務内容について事業所にご相談ください。
また、生活の問題につきましては、相談支援事業者や障害者就業・生活支援センターなどにご相談されることを、ぜひご検討いただけたらと思います。

担当課

担当

障害福祉課

電話

087-832-3293

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健康福祉部障害福祉課

電話:087-832-3293