ご提言等の内容(香川中部支援学校幼稚部の水泳の授業について)
受付年月日
2025年04月20日
回答年月日
2025年05月07日
テーマ
香川中部支援学校幼稚部の水泳の授業について
提言内容
幼稚部の水泳の授業に保護者が水着を着用して立ち会う必要はありますか。監視員を増やす、水深を浅くする、プールを狭めるなどでいくらでも対応できませんか。
ましてや、女性の保護者に「水着の着用ができるか」と尋ねるなど完全にアウトです。
皆、障害児を抱えて筆舌に尽くし難い不安やストレスを抱えています。あまりにも配慮のない言動、今後はお気をつけください。
回答内容
メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
香川中部支援学校の幼稚部では、毎年6月から7月にかけて、週1回、隣接するかがわ総合リハビリテーションセンター内の温水プールで親子水泳教室を行っております。
特別支援教育における水泳学習は、水中を歩いたり、浮いたりしながら、水に慣れるとともに、様々な皮膚刺激や感覚刺激を体験することでリラックス効果を得られるほか、水中での体の動かし方を通して運動能力を高められる重要な機会とされており、多くの特別支援学校で実施されています。
同校幼稚部では、水泳学習の実施に当たり事故防止のため、教員がプール内とプールサイドからの監視に努めておりますが、幼児の中には、水に対する感覚過敏や、プールという慣れない状況に不安を感じ、衝動的な行動をとってしまうなど、安全な水泳学習の実施が困難となる場合もあります。
このため、同校では、幼児が安心して、落ち着いた状況の中で、安全に水泳学習に取り組めるよう、保護者の方々も一緒にプールに入り、幼児に付き添っていただくことを、お願いしておりますので、ご理解とご協力をお願いします。
また、保護者の方々に対する発言につきましては、より丁寧に行うよう努めてまいります。