ご提言等の内容(香川県美術展覧会の審査員選考について)
受付年月日
2023年07月05日
回答年月日
2023年07月13日
テーマ
香川県美術展覧会の審査員選考について
提言内容
香川県美術展覧会も回数を重ねること八十数回となりましたが、そこで質問しますので真摯(しんし)にご回答ください。各部門に県外在住の専門家らしい人が選ばれているが、どのような基準で選任しているのか。また県内の人も同様に選任されていますが、教えてください。少なくとも県税が使われているのなら、選考基準は開示できないなんて言わないでください。透明性が必要ではないでしょうか。よろしくお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。
香川県美術展覧会(以下「県展」といいます)の審査員の選任については、「香川県美術展覧会要綱」や「香川県美術展覧会実行委員会設置要綱」に基づき、学識経験者、県内美術作家、行政機関から構成される県展実行委員会において協議し、決定しています。
このうち、県外審査員については、全国の美術の動向に精通し、公募展での審査経験をお持ちの評論家、学芸員、作家などから、部門ごとに1~2名を選任しています。一方、県内審査員については、香川県内の美術や近年の県展の動向に詳しい県内美術作家などから選任しています。いずれも、幅広い視点から作品を評価するため、原則として、毎年異なる審査員を委嘱しており、その上で、入選・入賞作品の決定の際には、部門ごとに複数の審査員で鑑審査を行っています。
また、審査員の氏名を県展開催要項において公表するとともに、県展における鑑審査の状況について広く知っていただくために、鑑審査の様子を記録した動画の一部を県立ミュージアムのウェブサイトで公開するなど、審査の透明性を高める取り組みも行っています。
今後も、よりよい県展のあり方について検討を続けてまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。