ご提言等の内容(若者の県外流出について)
受付年月日
2024年06月24日
回答年月日
2024年07月05日
テーマ
若者の県外流出について
提言内容
知事のPR活動や積極的な雇用促進活動など県民思いの行動にいつも感謝しております。知事のなんとかして香川県の人口減少に歯止めをかけようとしている姿勢を応援しています。
人口流出の一番の課題は、若者が大阪をはじめとする県外に多く流出してしまっている現状にあるかと思います。県内の各高校の進路状況を見ましても、かなりの数が近隣の岡山、広島、そして関西圏に進学してしまっております。一方で進学先の学部やコースをみましても、県内の大学、短期大学、専門学校でも対応できるものが多数あります。
若者が学びたいより、ただ香川県を出たいと思っているのではないでしょうか?また、高校の進路指導において適切に県内の学校を案内できておりますか?若者がいなくなれば現状の雇用問題だけではなく、次の世代がどんどん先細りします。
例えば、県内の学校に進学した県内生に対して、夏休みなどの長期休み期間に使える関西圏や関東圏への無料のバスチケットを配布したりして、学びは県内、遊びは県外というようにして県内に進学するメリットを際立たせる方策とかできないでしょうか?
なんとか、県内進学を増やし人口流出に歯止めがかかることを期待しております。
回答内容
メールを拝見しました。
県立高校においては、地元の自治体や大学、短期大学、専門学校、地元企業などと連携し、生徒が地域の課題に主体的に取り組む活動を展開しており、地域のさまざまな立場の方々と連携し、学校だけでなく、地域を舞台とした教育活動を行うことで、地域で生活することの意味を理解し、郷土を支える一員としての自覚を持って主体的に行動することのできる生徒の育成に取り組んでいます。
また、進路指導においては、生徒の興味・関心や適性などに応じて、将来の職業生活に備え、就職や進学について考える機会を設けております。
一方、「全国から学生が集まる大学で勉強したい」、「○○大学の○○学部で勉強したい」などのさまざまな理由から、県内の学校に学部やコースがあっても、同じような学びができる県外の学校を選択する生徒もおり、生徒一人一人の進路選択を尊重しております。
私としては、若者が県内に定着したいと思える魅力ある香川を目指して、引き続き、各種施策に取り組んでまいります。
県立高校に関すること:高校教育課