ご提言等の内容(談合における香川県の建設行政について)
受付年月日
2025年04月07日
回答年月日
2025年04月25日
テーマ
談合における香川県の建設行政について
提言内容
拝啓
香川県高松地区の談合事件について、深い憤りを感じております。長年にわたり談合が行われていたことは、香川県及び香川の建設業界全体の倫理観や透明性に対する信頼を著しく損なうものであり、社会的責任を果たすべき姿勢が問われています。
談合行為が繰り返される背景には、香川県の建設行政と○○(関係団体名)の体質や内部統制の欠如があると考えられます。また、談合を見抜けなかった香川県に対しても強い憤りを感じております。これを受け、以下の点について強く要望いたします。
1.体質改善の取り組み
談合行為を根絶するために、香川県と○○内部の管理体制を強化し、透明性を確保する具体的な施策を講じてください。また、倫理規範の徹底を図り、業界全体の信頼回復に努めていただきたいです。
2.○○総会での徹底追及と県に対しての報告
今後の総会において、談合事件の詳細な調査結果を公表し、関係者の責任を明確にするとともに、再発防止策を議論してください。納税者として、○○が真摯に対応する姿勢を示すことを求めます。また、調査結果と再発防止策の公表を香川県に対して報告してください。
3.○○役員改選の実施
談合事件に関与した役員がいる場合、速やかに辞任を求め、信頼できる新たな役員を選出してください。役員改選を通じて、○○の体質改善を図り、業界の健全な発展を目指してください。
私たちは、建設業界が社会的責任を果たし、誠実な事業運営を行うことを強く望んでおります。〇〇として、今回の事件を契機に、業界全体の信頼回復に向けた具体的な行動を示していただきたいです。
敬具
回答内容
メールを拝見しました。回答が遅くなり申し訳ありません。
県では、談合への対策として、事前に入札参加者がわからない電子入札システムの導入や、談合が疑われる入札情報を入手した場合には、公正取引委員会や警察に情報提供を行うなど、入札制度の適切な運用に努めておりますが、県内の建設業者に対して、談合の疑いが生じていることについては大変遺憾に思っております。
本事案については、現在も公正取引委員会の調査が続いているところであり、今後も調査に全面的に協力してまいります。
また、○○へ、ご提言の主旨をお伝えします。
談合は、入札・契約に対する県民の皆さまの信頼を損ねる、断じてあってはならないものであることから、県としては入札制度の透明性、競争性、公平性の確保に、引き続き取り組んでまいります。