ご提言等の内容(県立図書館のあり方について)
受付年月日
2024年09月29日
回答年月日
2024年10月07日
テーマ
県立図書館のあり方について
提言内容
県立図書館のあり方を抜本的に見直す時が来ているのではないか。
それは利用者が10年で10分の1ほどに減っているのではないかと思うのが第1で、次に購入図書があまりにも専門書になりすぎて利用者がいるのかと思う。大学の図書館ではないはずで、資料選定委員のメンバーも利用者で知っている人はいないのではないか。また閲覧者の多い○○新聞と△△新聞を2部にして、雑誌なども増やした方がよい。
利用者に比べてあまりにも大きい施設を有効活用するためには、運営の民間への委託やカフェの併設など、図書館のあり方を抜本的に見直す時が来ているのではないか。
回答内容
メールを拝見しました。
日頃は、県立図書館をご利用いただきありがとうございます。
県立図書館の利用者数は、10年前の平成26年度は478,821人でしたが、昨年度には400,964人と約17%の減少となっています。その要因としては、県全体の人口減少や新型コロナウイルス感染症の影響による新しい生活様式の定着、デジタル社会の進展による読書環境の変化などによるものと考えられますが、近県の中にあっては比較的多くの方にご利用いただいている状況です。
購入図書については、「香川県立図書館資料収集方針」に従い、館内の資料選定委員会において、必要な図書の購入を検討しています。ご指摘の専門書については、県民の調査研究に資するために必要なものを所蔵することとしているほか、県立図書館が、県内の中核図書館として、市町立図書館への支援を行う役割を果たすために、専門書を含めた各分野にわたる広範囲な資料の収集が必要であると認識しております。また、新聞、雑誌についても、多様な利用ニーズを勘案しながら購入しているところです。
民間への運営委託やカフェの併設などについてのご意見をいただきましたが、県立図書館については、現在、教育委員会で、そのあり方について検討を行っているところです。
今後とも、利用者の利便性向上に努めてまいりますので、県立図書館をご利用いただきますようお願いします。