ご提言等の内容（旧県立体育館の保存について）

受付年月日

2022年05月09日

回答年月日

2022年05月17日

テーマ

旧県立体育館の保存について

提言内容

旧県立体育館は平成26年9月に閉館しました。長い間貴重な県有地を何もせずに放置してしまうことになってしまいました。早期に解体しなかったばかりに、県民に損害を与え続けてしまったと言えます。
旧県立体育館の保存についてのサウンディング型市場調査の結果は、意見は出てもお金は出ず、どれも税金頼みの残念なものでありました。不調に終わったと言えるでしょう。
これで、保存運動をされている方々は、税金で保存してもらおうと考えているということが明確に示されました。われわれの貴重な税金を、（多くは県外の）建築家や芸術家の自己満足に使われたのではたまりません。
「利活用のための改修や運営費用は事業者などが原則として負担することを前提」これが実現しない以上は、解体の一択です。解体のための一時的な損金計上は仕方ありませんが、これ以上ランニングコストを掛けないでください。
興味の無い多くの県民の税金を、役目を終えたコンクリートの塊にこれ以上注ぎ込まないよう、知事および県議会皆さまの正しい判断を望みます。
コンクリートから人へ。福祉、教育、介護、子育て支援、コロナ対策。
無用なコンクリートの保存とどちらを重視すべきか、考えるまでもありません。

回答内容

メールを拝見しました。
旧県立体育館については、教育委員会において、民間事業者から利活用の方法について広くご提案をいただくサウンディング型市場調査を昨年度（2021年度）に行い、9つの事業者から10の提案がありました。
旧県立体育館のあり方については、この調査でいただいたご提案の内容も踏まえながら、引き続き教育委員会で検討を行ってまいります。