ご提言等の内容(あいサポート運動との提携について)
受付年月日
2021年10月19日
回答年月日
2021年10月26日
テーマ
あいサポート運動との提携について
提言内容
ヘルプマークの目的は、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなることです。
一方、「あいサポート運動」は、都道府県(市町村)として都道府県民(市町村民)への障害理解を促進することが目的で、ヘルプマークと「あいサポート運動」が担う役割には違いがあるという考えで、ヘルプマークの交付を開始した後に「あいサポート運動」協定を締結した自治体があります。
○○県においても、障害のある人もない人も共に暮らしやすい社会の実現に向け、実践する活動として意義があると考えたため、「あいサポート運動」と提携しました。
「あいサポート運動」との提携を検討していただけますか?
回答内容
メールを拝見しました。
障害のある人もない人も共に暮らせる社会の実現に関するご提言をいただき、ありがとうございます。
本県では、「香川県障害のある人もない人も共に安心して暮らせる社会づくり条例」を平成30年4月1日から施行しています。その中で、県の責務として、障害や障害のある人に対する県民の理解を深め、障害を理由とする差別の解消などに関する施策を総合的・計画的に実施することが定められており、県としてさまざまな取り組みを行っています。
具体的には、県広報誌や団体会報誌への掲載、障害に関する講演会などのイベント開催、県職員による各種団体への出前講座などを通じて周知啓発活動に努めています。
ご提言の「あいサポート運動」につきましては、他県で平成21年から始まった、さまざまな障害の特性や、障害のある人が困っていること、障害のある人への必要な配慮などを誰もが理解して、障害のある人が暮らしやすい社会をみんなで一緒に作っていくことを目的とした運動であると承知しています。
本県においても、引き続き社会全体で障害者差別の解消と共生社会づくりの取り組みを進めるため、ご提言いただいた「あいサポート運動」なども参考に、今後の施策について検討していきたいと考えております。
私といたしましては、今後も市町、関係行政機関、関係団体など幅広い主体と連携・協力し、さまざまな障害者施策を総合的・計画的に進めてまいります。