ホーム > 組織から探す > 知事公室広聴広報課 > 広聴 > 県民の声一覧 > ご提言等の内容(クラスターに関する質疑について)

ページID:23881

公開日:2021年04月30日

ここから本文です。

ご提言等の内容(クラスターに関する質疑について)

受付年月日

2021年04月02日

回答年月日

2021年04月22日

テーマ

クラスターに関する質疑について

提言内容

国からクラスターの定義について明確な説明が無いから、県としてクラスターを認定する立場に無いと、県の部長が後ろ向きな発言をしたことに失望しました。知事も以前、記者とのやり取りで同様な発言をしていましたが、国から説明が無いのであれば、国に説明を求めるなり、国が認定したクラスターを聴取して公表するなどの対応を実施すべきだと思います。
かたや一方、香川県対処方針では、備考欄に、「各対策期への移行に当たっては、医療提供体制、監視体制(検査・相談等の件数)、クラスター発生状況、他都道府県の発生状況などを総合的に判断すること」と記述があり、県としてクラスターの発生状況を把握することがうたわれています。
さらに、新型インフル特措法が改正されて、まん延防止等重点措置が新設されましたが、この重点措置を実施する際には、令和3年2月12日付け事務連絡で自治体は、業態ごとの感染者数やクラスター発生数を把握することとなっています。
従って、必要な対策を検討する上では、県内の業態ごとのクラスター発生状況などを把握する必要があるため、クラスターの定義不明とか、国から説明が無いからクラスターを認定する立場に無いとの言い訳は通用しません。県として、やるべきことをしっかり実施してください。分からないことは、どんどん国に問い合わせをして、感染状況の分析やデータ収集をしっかり実施してください。香川県は、まん延防止等重点措置が必要な際に、感染が拡大している地域を限定したり業態を絞ったりして、適切な運用ができるのか不安に感じます。
もっと知事がリーダーシップを発揮して、香川県の感染状況を分析・把握して、適切な対策を検討・実施してください、くれぐれも国の言いなりになることだけはやめてください。香川県の感染実態や店舗などの経営実態に合った必要な対策を行ってください。安易に時短営業を実施するのではなく、入店制限なども検討して、地域経済へのマイナス影響も考慮して対策を決定してください。
どうぞよろしくお願いします。

回答内容

メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。

全国的に新型コロナウイルス感染症の感染の急増がみられ、本県でも2021年3月24日から連続して新規感染者が発生しており、感染者の急増を受けて、3月31日から対策期を「感染警戒期」に、また、4月1日からは「感染拡大防止対策期」に2日続けて移行し、感染防止対策に取り組んできましたが、4月に入っても、感染が急激に拡大するなど、まさに「感染急増段階」というべき状況にあったことから、4月4日(日曜日)から24日(土曜日)までを「感染拡大防止集中対策期」に位置付けました。県民の皆さまにおかれましては、今後の感染の広がりに大変ご心配されていることと存じます。

ご指摘いただきましたクラスターにつきましては、国において定義が定められていないため、公衆衛生上、特に他の事例と違う扱いをする必要がないと思われる場合も、一律に当該集団についての必要以上の情報公開を強く求められる恐れがあることなどから、接触歴や発生状況などに応じて総合的に判断する必要があると考えております。
いずれにいたしましても陽性者が確認された場合には、その方の疫学調査を行い、接触歴などを把握し、必要に応じて幅広くPCR検査を実施しています。接触歴のある方が感染された場合についても同様に、感染発生状況の把握に努めております。

また、本県では、変異株の広がりに対応する必要があることや高齢者の方へのワクチン接種を円滑に進めていかなければならないことを踏まえて、短期間で集中的に感染の広がりを一定レベルまで抑えるため、「大人数・長時間の飲食」「マスク無しでの会話」といった場面が生じやすい飲食店の皆さまに対し、感染防止対策の徹底などを呼び掛けるとともに、県の対策として、営業時間の短縮を要請することと併せて、要請した全期間にご協力いただいた場合には、協力金をお支払いすることといたしました。
また、今後の感染防止対策として、飲食店における感染防止対策の徹底を図り、感染症に強い地域社会経済を作っていくため、飲食店に対する感染防止対策の認証制度の創設を早急に検討いたします。

新規感染者数は十数人レベルで推移しており、なお予断を許さない状況にあると考えておりますが、私といたしましては、気を緩めることなく、感染の拡大防止対策に全力で取り組むことを第一としつつも、社会経済活動の維持との両立に向け、先頭に立って取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

医療提供体制や検査体制などに関すること:薬務感染症対策課
新型コロナウイルス感染症対策全般に関すること:政策課

担当課

担当

薬務感染症対策課

電話

087-832-3937

担当

政策課

電話

087-832-3122

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部感染症対策課

電話:087-832-3937

政策部政策課

電話:087-832-3122