ご提言等の内容(学びの保障について)
受付年月日
2021年04月06日
回答年月日
2021年04月22日
テーマ
学びの保障について
提言内容
ここ最近、暖かくなったにも関わらずコロナの勢いがすごいです。
去年(2020年)は●●小では家庭に学習が丸投げされていた頃で、親子で地獄の日々でした。同じ○○市の学校でも、習っていないところを家庭でせよとの方法を取っていない学校もあったことを後に知りました。
いつになったら、県民は気軽に何度でもコロナ検査を受けられるようになるのですか。濃厚接触者の定義も非常に曖昧です。未だ自分が感染しているのかすら分からない。無症状感染者の数は検査を重ねればかなりの精度で分かるはずです。
変異種が来ており去年より感染も深刻な中、学校に行って大丈夫なのでしょうか?一年も経っている中、タブレットが整っただの学校側は言っていますが、オンライン授業か登校かの選択は一体いつになったらできるのですか。
自治体でもっと素早く動いてください。国からの指示待ちでなく。それも首をかしげるような指示ばかり。県としてのリーダーシップを見せてください。
回答内容
メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
全国的に新型コロナウイルス感染症の感染の急増がみられ、本県でも2021年3月24日から連続して新規感染者が発生しており、感染者の急増を受けて、3月31日から対策期を「感染警戒期」に、また、4月1日からは「感染拡大防止対策期」に2日続けて移行し、感染防止対策に取り組んできましたが、4月に入っても感染が急激に拡大するなど、まさに「感染急増段階」というべき状況にあったことから、4月4日(日曜日)から24日(土曜日)までを、「感染拡大防止集中対策期」に位置付けました。県民の皆さまにおかれましては、今後の感染の広がりに大変ご心配されていることと存じます。
ご提言いただきました新型コロナウイルスに係る検査体制につきましては、症状があり、医師の診察を受けて、医師が必要と認めて新型コロナウイルス感染症の検査をした場合は、公費負担でPCR検査を受ける制度となっています。PCR検査などにおいて新型コロナウイルス感染症の陽性患者を確認した際には、保健所が患者の方などから聞き取りを行うなど、積極的疫学調査を実施しております。検査はできる限り幅広くするべきだと考えており、調査において確認ができた濃厚接触者はもちろん、陽性患者との接触状況を考慮した結果、検査が必要だと判断した方については、国が定義する濃厚接触者に該当していなくても、積極的に検査を実施しておりますので、ご理解ください。
そして、新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない状況の中、お子さまの健康をご心配される心中をお察しします。また、家庭学習においては、大変なご負担の中、ご協力いただいたことに感謝いたします。
ご指摘いただいたオンライン授業の実施については、県教育委員会によると、小学校児童用に1人1台端末が配備されたことから、緊急時におけるタブレットなどの積極的活用に向け、持ち帰りのルールやセキュリティ対策などが市町教育委員会において検討されているとのことです。
また、○○市教育委員会では、香川県の警戒レベルが「感染拡大防止集中対策期」に引き上げられたことを受け、体調不良の児童生徒が欠席した場合に、可能な限りオンライン学習を行ったり、AIを活用したドリルで学習を進めたりするように対応方針を決めているとのことでした。
今後も、小学校の設置者である市町教育委員会の判断のもと、各地域の感染状況も踏まえながら、子どもたちにとってよりよい学習が進められるよう支援してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
私といたしましては、新型コロナウイルス感染症の一層の感染拡大を招かないよう、気を緩めることなく、引き続き、国や医療機関など、関係機関と緊密に連携して全力で取り組み、県民の皆さまの安全・安心を確保し、社会経済活動を維持・回復できるよう、万全を期してまいります。
新型コロナウイルスに係る検査体制に関すること:薬務感染症対策課
小学校のオンライン授業に関すること:義務教育課