ご提言等の内容(子供の感染症対策について)
受付年月日
2022年02月17日
回答年月日
2022年02月25日
テーマ
子供の感染症対策について
提言内容
県内在住の一児の母です。
感染症対策について、2歳以上の子どもにマスク、家庭でもマスク、という方向でお話しされたことについて、これはもう黙ってはいられないという気持ちです。
そもそも無症状の人にマスクは必要ありません。必要である、もしくは感染を防げるという確固とした検証データがあるのでしょうか?
小さな子どもにいたっては、身体的、精神的、発達面において、むしろ害の方が多いという専門家の意見がたくさん出そろっていることもご存じかと思います。さまざまな角度から検証し、ご自身の意見としてハッキリと発言なさるべきです。
マスクによる感染症予防効果とマスクによる弊害をきちんと検証した上で、納得のいく説明をお願いします。
ワクチン問題もしかり。効果も害も未知数です。なのに、どうして推奨できるのでしょう。推奨するならば納得のいくご自身の言葉での説明をお願いします。
これ以上、恐怖をあおって、マンボーを続け、感染症対策やワクチン接種の強制のような風潮が広がることをどうお考えですか?
多くの人がマスクとパネルをやめられない。
副反応が不安で効果もわからないのに人の目が気になって接種する。
なんのためなのか、どう効果があるのか、わからないことばかりです。
「念のため」「世間の目」のために犠牲にしていることが大きすぎると感じます。
そのしわ寄せが子どもに及ぶことは、もっとも避けなければならないことではないですか?
子どもたちには未来があるのです。10年先のことだけではダメなのです。私たち大人がしてきた愚かな負の遺産を受け継がせるようなことを、これ以上してはいけないと思う。
勇気を持って真実を見て、勇気を持って真実を語るべきです。子どもたちの未来を照らす一人の大人として。それが実践できる人に長であってほしいと思います。ぜひお考えをお聞かせください。
(※同様の趣旨のメールを複数いただいております。)
回答内容
メールを拝見しました。
現在、本県において、若年層からご高齢の方や基礎疾患のある方への感染が広がっており、それにより感染者の重症化が進むと、医療提供体制がひっ迫し、医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応が難しくなるだけでなく、通常医療や救急医療にも大きな影響が生じる恐れがあります。
マスクの着用には、外からのウイルス吸入量を減少させる効果や、自分からのウイルス拡散を防ぐ効果があります。
また、国立感染症研究所によると、変異株であっても、従来と同様に、「三つの密」の回避、マスクの着用、手洗いなどの徹底といった、基本的な感染防止策が有効であるとのことで、推奨されています。
こうしたことから、引き続き、マスクの着用も含めた基本的な感染対策の徹底へのご協力を、県民の皆さまにお願いする必要があると考えております。
全国的に保育所などでクラスターが発生するなど、感染・伝播性の高いオミクロン株が子どもにまん延している現状を踏まえ、国の基本的対処方針では、発育状況などからマスクの着用が無理なく可能と判断される児童については、可能な範囲で、マスク着用を勧めるものとされています。県としては、一律に推奨するものではなく、子どもたちの発育状況や体調などを考慮し、適切な運用のもと、可能な範囲でお願いしたいと考えております。
また、新型コロナワクチンは、臨床試験や、実際に接種された人の情報を集めた研究などから、発病予防効果や重症化予防効果が認められており、多くの方にワクチンを受けていただくことにより、重症者や死亡者を減らし、医療機関の負担を減らすことが期待されます。
県として、ワクチン接種に関し、各市町と緊密に連携し、円滑な実施を図っているところですが、接種には本人の同意が必要であることや、医学的な事由により接種を受けられない人もいることについても、県民の皆さまには、十分にご理解いただき、決して差別的な扱いをされることなく、正しい情報を基に冷静な行動をとっていただくよう、県ホームページでもお願いしているところです。
本県における危機的な状況を一刻も早く食い止め、感染の拡大を極力抑えるとともに、保健医療提供体制の確保を通じて、県民の皆さまの健康、暮らしを守れるよう全力で取り組んでまいりますので、引き続き、ご理解、ご協力をお願いいたします。
ワクチン接種に関すること:薬務感染症対策課
ワクチン接種以外の部分に関すること:健康福祉総務課