ご提言等の内容(ゲーム条例における弁護士費用について)
受付年月日
2021年11月05日
回答年月日
2021年11月11日
テーマ
ゲーム条例における弁護士費用について
提言内容
先日、香川県のゲーム条例における裁判の弁護士費用の着手金が約160万円という報道がありました。おそらく最終的には数百万の報酬になると思われます。ゲーム条例で県は努力義務という主張をしていますが、努力義務のためにわれわれの税金を使うのはいかがなものかと思います。税金を使うくらいなら廃止するか適切な対応をするのが筋だと思われます。知事は税金の使い方を間違っているのではないですか?
回答内容
メールを拝見しました。
この条例は、県民の皆さまがネット・ゲーム依存に陥らないよう、県や保護者、事業者などの責務・役割や、事業者の協力、家庭におけるルールづくりや見直しの目安を定め、依存症につながるような過度の使用とならないよう求めるものです。
私といたしましては、県民の皆さまをネット・ゲーム依存から守るという条例の趣旨について、一層の理解促進に努めるとともに、その対策に積極的に取り組んでいく必要があると考えております。
本件では、原告側から、条例が憲法等に違反し、基本的人権を侵害するものであるという点や、制定過程の問題、立法事実の問題などが主張されていることを踏まえ、弁護士費用については、適正に対応しているものと考えております。