ご提言等の内容(登下校中の子供の個人情報について)
受付年月日
2021年04月16日
回答年月日
2021年04月27日
テーマ
登下校中の子供の個人情報について
提言内容
県内の小学校に通う子供を持つ親です。
子供が通う学校では、名札の着用や持ち物すべての記名が義務づけられています。
そのため全生徒が名札をつけて登下校をしています。
しかし、このような登下校中の生徒の名札を見て、声掛けや写真撮影などに悪用されている例があります。
(ニュースサイトのアドレスを記載)
親としては非常に心配な事案です。
そこで、例で挙げた他の自治体のように、登下校中の名札は着けず、学校で着けるという形にはできないでしょうか。
登下校中においても名札を着けるメリットは見当たらず、むしろ犯罪を誘発するデメリットしか感じられません。
またサイトでは、見えにくい位置に記名することが推奨されています。
子供の学校では、靴のかかとに記名が義務付けられているのですが、これは非推奨となっています。
げた箱などで見やすいからという理由は分かりますが、それよりも犯罪を防ぐ方が重要だと思います。
こういった名札や靴の記名などについて、規則を見直すことはできないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。
県教育委員会によると、県内の一部の小学校において、発達段階に応じ、身なりを整えたり仲間づくりを進めたり、また落とし物を減らすなどの目的のため、名札の着用や持ち物の記名を推奨している学年や学校があるとのことです。また、ご指摘のとおり、防犯上の理由から、子どもに対して、登下校中は名札を裏返したり、外したりするよう指導している学校もあると聞きました。
このような基本的な生活習慣に関わる決まりは、子どもの健全な成長を願い、地域の実態を踏まえ各学校において定められているものと認識しています。
私といたしましては、お子さまが安心して通学できるよう、学校とご相談いただき、思いを共有することが大事だと考えておりますので、ご理解をお願いします。