ご提言等の内容(県の税金事務について)
受付年月日
2021年08月06日
回答年月日
2021年08月16日
テーマ
県の税金事務について
提言内容
昨年(2020年)冬に家と土地を購入しました。今年の夏になって税金がきました。半年以上も経ってなぜ?今更?不審感が半端ないです。不動産屋さんに聞いたところ、通知が来るのが以前よりも遅くなっているとのことでした。民間であれば、少しでも早く入金してもらわないと困るが、県は資金繰りとか関係ないし、税金が遅くきて怒る人はいないのでゆっくりしているんだろうということです。しかも、通知を出すまでにはゆっくりしているにも関わらず、通知を出してからは締め切り厳守で、月末までに払えとは。問い合わせしたところ、取得してから課税までに7カ月もかかっており、急ぐ場合には早目に対応するとのことでした。
正当な税金に対しては、もちろん払うことに異議はありません。ただ、その事務の怠慢さを見ていると、疑問を感じざるを得ません。一体どういうスケジュールで事務をされているのでしょうか?連絡すれば早く課税できるということであれば、もっと事務をきちんとやって全体的に早く事務をされるべきだと思います。また、以前よりも課税までに時間が掛かるようになっているのは一体どういうことなのでしょうか?
回答内容
メールを拝見しました。
不動産取得税の課税につきましては、地方税法において、賦課決定の時期は規定されておらず、各自治体の実状に応じて異なっています。
本県では、原始取得分(家屋の新築など)は、取得日の翌年の7月から10月にかけて、また、承継取得分(土地や中古家屋の取得)は、登記月の6カ月後をめどに、それぞれ賦課決定しています。
賦課決定に当たっては、法務局の登記申請書類で評価額などを確認し、市町で土地や家屋の現況を調査するなど、必要な課税調査を行っており、また、課税誤りを防ぐために、課税データをダブルチェックしていることから、一定の期間を必要としています。
今後も適正な課税を早期に行うことができるよう努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。